- 2018-8-30
- HP制作と運用
ホームページに限らず、デザインっていうのは、すごく主観的なものだと感じますよね。え?それは、私にデザインセンスが無いから・・・だと・・・・?
え。ええ。そうなんですよ。そうなんですよね。
コマーシャルでロバート秋山さんが言うてますよね。
究極のおしゃれは「裸」なんです。って・・・まぁ、あれは、秋山さん、どこまで本気かわからないけど、あんなことをする以上、やっぱりあの方はセンスがあるんだとおもうんですよね。ファッションの。
私なんかは、「裸」でええんやったら、なんもそんな色々付けたり着たりまいたりせんでも、Tシャツとなんかゆるいズボンでええやん。とか思ってしまうわけですが、そういうことでは、ああいったデザイナー(風)の方の美的センスは許されない、って言うことなんでしょうね~
まぁ、ファッションもロバート秋山さんも置いといたとして。
ホームページ 良いデザイン、悪いデザイン
ホームページのデザインも、デザインと言われる世界のモノなんです。
で、私にいくらデザインセンスが無い、と言っても、この業界でもう20年近くもやっているわけですから、今まで手掛けてきたホームページの数もかなりの数になっているわけです。
今度、真剣に数えてみようと思っています。
既存の契約中のお客様だけでも80社様ほどありますから、実際、作り売りした過去のモノとか、残念ながらさよならしてしまったお客様などのサイトも含めると、もっとたくさん作ってきたわけですよね。
センスは無くて、自分では作れないけど、所謂、ディレクターとしてのお仕事をしてきた身としては、やっぱり、良いデザイン、悪いデザイン、っていうのが分かるわけなんです。
また、もっと突っ込んだ話になると、弊社は企業さんのオフィシャルサイトを中心にお作りさせていただいていますが、会社の規模や、年数、ステージ、などに応じて、どういった見せ方が良い、どういったデザインが良い、というのが、やはりあるわけなのです。
そういったことも弊社ではお客様にお伝えし、その時代のその企業様にあったボリュームや、情報量、内容のホームページを作り込むということを実践しています。
時には、
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そんな面倒なこと言わんと、パッとええ感じのかっこええホームページを作ってくれたらええねん。
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と仰るお客様もおられます。
でもやっぱり、ホームページって誰かに見てもらうために作るわけで、自分が見てカッコええと思っても、お客様になってほしい人(=マーケティング用語で言うターゲット)が見た時に、商品やサービスが訴求できるデザインであり、内容になっていないと何の意味もないわけですよね。
ただ、かっこええだけのホームページも世の中にはたくさんあるのは事実です。
仲間内では、「かっこええやん~」って褒められると思います。
でも、それで本当に良いのでしょうか?
ホームページのデザインに正解は無いが、より正解に近いところに持っていくことは可能
カッコいい、カッコ悪い、良いデザイン、悪いデザイン。
ホームページのデザインには正解がありません。ありませんが、実はあるのです。
何が言いたいかと言うと、デザインが正解、ということを目指すのではなく、事業の結果としての正解がそこには存在するのだ、と言うことなのです。
ホームページは何のために作るのか?
ホームページが何のために必要なのか?
ホームページを作る目的は何か?
ホームページを作って達成したい目標は何なのか?
ちゃんと決まっていますか?
そもそもこれらがちゃんと決まっていない状態でホームページを作らなくちゃ、と思われる企業様が大半なのです。
まずは、それを明確にすること。
これが、ホームページに費やした経費を無駄にしない為の最初の第一歩としての対策です。
上記が明確になり、
どんな人が見てくれて、
どんなアクションを起こしてもらいたいか。
それを達成するためのホームページはレイアウト含め、デザインや導線がどうあれば良いのか?
そういったことを考えた先にしか、ホームページの正解は存在しない、と言うことです。
ホームページは作りたいと思っているけど、「目的」といわれたら、何を目的に設定すればよいのかわからない。
そういう経営者の方々の為に、私たちの様な会社があると思っています。
当社では、その「目的」を考えるところから一緒にやりましょう、と言っています。
詳しくは、こちら「ホームページを作る目的」もご覧ください。
要望は伝えてみても、理由のあるデザインには口出ししない
弊社で抱えているWEBデザイナーもそうですが、基本的にWEBデザイナーと言われる人たちは、もちろん、自分の仕事にプライドを持っています。デザインセンスの無い私が、出来上がったデザインにちょっとでも口を出そうとすると、
「そのデザインがそうなっているのは、理由があります。その理由は・・・」と、なぜ、デザインがそうなっているのかを明確に説明します。もちろん、その説明は理にかなっていて、大抵の場合、上記の目的を達成するためにそうなっているわけです。
この説明が出来ないデザイナーだと、WEBデザインを任せるのはちょっと厳しいと思っています。
デザイナーが悩む場合もあるのは確かです。
多くは、事業の内容や、訴求したい商品サービスに問題があることが多いのです。
訴求するべき内容が無い。商品がぼわっとし過ぎていて、ターゲットも定まらない、など、様々に掲載するものや会社の問題があったりする場合もあります。
そういった時には、私が、まず、その時点からお話を進めます。
私はコンサルタントとは名乗ったことが無いですし、コンサルティングをするつもりもないですが、ホームページに掲載する内容と、事業は一心同体です。
繋がっていなければならないし、辻褄は合っていて当然なのです。
それが、繋がっていない、辻褄もあっていない、となると、事業、あるいは商品の見直しからかかるしかどうしようもありません。
辻褄があっていないことなど、今時のインターネットユーザーはみんな見抜きます。
インターネットユーザーに限らず、人ではない、Googleの検索エンジンに搭載されているAIでも見抜くのではないでしょうか。
まずは、目的、ターゲット、もたらす結果目標を設定する。
ホームページのデザインを云々言う前にまず、それを決める事から始めましょう。
御社のホームページのデザインが正解になるための第一歩です。