- 2018-8-9
- HP制作と運用
「ホームページを新しくリニューアルする、もしくは、初めて作る」
そういった時に、絶対に考えてほしいことがあります。
それは、完成した後の運用や活用方法です。
ホームページの「運用」と「活用」は別のモノです。
「運用」とは、ほぼ制作したときのあるべきままの状態で、最低限の管理(サーバーやドメインの更新管理や動作確認、また、掲載情報の変更や追加作業など)だけを行うことだと考えてください。
一方で「活用」とは、その文言の表わす通りホームページを経営(会社の運営や営業活動、採用活動など)に活かすと言うことです。
ホームページを作ろう、となった時に、必ず考えてほしいことは、制作完了後にこの2つの事をどうするのか?ということです。
ホームページを作るのは、業者だけでなく、依頼する側にとってもかなりの労力を要します。前もって出来上がった後のことを考えておかないと、ものすごく労力をかけ、やっとの思いで作り上げたのに、そのまま放置されることが非常に多いのが現実です。
すごく格好いい見栄えのホームページの「お知らせ」や「News&Topics」欄が、数年前のまま・・・とか。
とても悲しいことと思いませんか?他人がそれを見たらどう思うのでしょうか?
御社と取引を開始しようと思っていたり、サービスを利用しようと思っていたり、また、求職者が転職先として見に来ていたりしたら・・・・
「本当にこの会社、大丈夫?」
「お知らせ」が何年も前(仮に1年前だったとしても)の内容が最後の掲載だったとしたら、どうですか?
この会社、やってるのかな?
この会社、潰れたのかな?
この会社、・・・・・・
そんな風には思わないですか?
この会社、本当に採用する気、あるのかな?
そんな風に思われたら、制作時の労力はもちろんのこと、たくさんのことが無駄になると思いませんか?
なので、ホームページを作ろう!となった時に、作る内容を考えると同時に、その先の運用と、活用方法について、できるだけ考えておく必要があると考えています。
運用は、最低限なので、必要だと考えることが出来る方も多いのですが、残念なのは「活用方法」です。運用するだけでは、大抵の場合、ホームページを制作した際の費用と労力の元は取れません。
活用も、弊社のサービスに限らず、専門家のサービスを利用して行うとなると、そこでまた出費が必要になりますので、なかなか元を取る、という予測が立てにくいかと思います。しかしながら、活用をしなくては、本当に作っただけで終ってしまいます。
だからこそ、その先の事も視野に入れ、ホームページで達成すべき目標を決定し、その目標を目指しながら、運用と活用を考える必要があります。
ホームページの運用について、具体的な内容とは
さて、運用と活用のそれぞれ具体的な内容について、説明をしたいと思います。
「運用」については、最低限ということで、依頼者側にやっていただくことはほとんどないですし、また、難しくもありません。ただ、忘れないように会社の中にホームページを時々気にする担当者を一人置いた方がいいでしょう。サイト規模にもよりますが、これは他業務と兼任で十分です。
運用の中で弊社が対応するべきことについては、別途、
「更新・運用サービス」のページや
「ホームページ運用費用について」などに詳しく記載していますが、
運用している会社(要は制作会社や運用会社ではなく、お客様。そのホームページの持ち主の会社様)は何をしなければならないのでしょうか?
難しいことではありません。
最低限、以下のことはやっていただきたいと思っています。
・お知らせ(News&Topics)の更新
・商品、サービスなどに追加するべきことなどが無いかの確認
・会社概要の記載内容で加筆修正するべきことが無いかの確認
・何か新しくホームページに掲載するべきことが無いかの確認
・その他ブログの更新
定期的に行う必要があります。1ヵ月に1回くらいは見直すのが好ましいですし、お知らせの更新は、少なくとも月1回、できれば1週間に1回を目標とするのが好ましいですね。
運用については、行うべきことはそれくらいかと思っています。
「お知らせ」に何を書けばよいのかわからない、という方はいつでもご相談ください。ご相談だけでも結構です。
ホームページを活用するための具体的対策とは
いきなり活用というのはなかなか厳しいです。運用がきちっとされていることが前提である必要があると考えています。
大切なのは、
・ホームページにアクセスがあること(見てくれている人がいる、ということ)
それが無ければ、何も始まりません。
作ったホームページを人に見てもらう手段としては、ざっくりわけると以下の3つに絞られます。
1.名刺交換した人
2.広告を出す
3.検索で上位に表示される
1は、わかりやすいですね。
異業種交流会や、何かの集まり、展示会、商談会、また、営業先などで、名刺交換をした相手だったら、少し興味を持ってもらえれば、大抵はホームページを見てくれたりします。
2は、お金がかかりますから、会社の決裁が必要ですね。しかも、広告費用にプラスして、WEB上の広告だと自分で勉強して広告の出稿を行わない限りは、広告出稿代行費用なども発生したりするので、広告費の予算を取っていない人にはあまりお勧めできません。
3、よく検索されているキーワードをGoogleやYahooなどで検索をした時に、上位に表示されていれば必然的にアクセスは集まります。
もちろん、3が一番狙いたいところです。が、簡単ではありません。なので、ホームページを作ってすぐ、何の努力もせず、それなりに競合も多い世界でアクセスを集めようとすると、最初は1か2、を選択するしかありません。
更に、1は、結構な手間がかかります。
ということは、2の広告が一番手っ取り早い。
但し、それなりに多少でも予算が必要。
だからこそ、ホームページを作るとなった時に、これも考えておく必要があるのですね。
基本的に、我が社は2以外をメインで行っています。
そのうち広告もやるつもりでいますが、アクセスでダントツ多いのは、1です。内訳までは見れませんが、アクセス状況は、「自社HPアクセスレポート」でご覧いただけます。
1の方に見ていただきながら、3の対策を行っているのですね。
実は、この3の対策、というのが本来の「活用方法」であると私たちは考えています。
もちろん、広告の運用も名刺交換も「活用方法」ではありますが、3の対策は確率できれば1、2の比ではない影響力を持ちます。
この3の対策の具体的な方法は
「情報発信」なのです。
やみ雲ではだめですが、ひたすら情報発信をターゲットを外さず、丁寧に定期的にわかりやすく発信し続ける、ということが大切なのです。
そのために、
・誰に
・何を
発信するのか?これをきっちり考えて行う必要もあります。
間違ってもこの記事を読んでいる貴方が社長ではない限り、社内で独りぼっちでやらないでください。
すぐあきらめることになります。
また、社長さんであっても情報を発信し続ける未来を想像できなければ、やはりすぐあきらめることになるのです。
そんな方々を私たちは支援しています。
それが、私たちの活用支援サービスです。
己と、情報発信の将来にとてもハッピーなことがあると容易に想像できる方は、自力で始めましょう。頑張り続けるのは、恐らく2年くらい。よほどの競合多数の業界でない限り、また、自社の独自性が微塵もない、という状況以外は、2年も頑張れば日の目を見られると考えています。
さあ、ホームページをリニューアル、もしくは、新しく作ろう!と考えているそこのあなた!社長!覚悟を決めて、制作完了後の運用と活用について考えてみてください。