- 2017-6-27
- WEB集客
今、ホームページを運営していく上で、ブログ記事の発信は不可欠です。
ホームページ会社のブログ記事の価値
私の個人的な意見ではありますが、
少なくともホームページ会社のブログ記事なんて、好き好んで見てる人など、極少数派だと思っています。
本来、ホームページ制作なり、ホームページの運用を依頼したいと考えている人は
- 会社概要であったり、
- これまでの制作実績であったり、
- 他のお客様の評価であったり、
ホームページの基本情報として掲載されている情報を見て、判断するものです。
つまり、ホームページには、それらの基本情報が、余すところなく発信されていればそれでいいと思うのです。
何故、ブログ記事が必要なのか?
にも拘わらず、ブログ記事の継続発信は不可欠なんです。それは何故か。
当ブログでも何度も触れてはいますが
「競合他社のホームページが無数に存在しているから」なんです。
検索エンジンのミッションは、無数に存在するホームページに優劣をつけて、ユーザーに提示すること。
ところが、基本情報だけを発信していると、どの会社も大差ないホームページになってしまいます。
そうなれば「優劣を判断出来ないという事態」が発生します。
そこで、「他社との違い」を表現するための有効な方法として登場するのが「ブログ記事の掲載」。
- 情報を大量に発信できる
- 独自性を活かした情報を発信できる
というブログ記事掲載の特性を活かして、
- 御社ならではの特徴を表現し、
- ホームページの拡大を図っていく
というわけです。
弊社のブログ記事に対するユーザーの反応
一方で、ユーザーはブログ記事など求めていない、という初歩的な問題に直面します。
もちろん、ブログ記事を求めていないだけでなく、
- ブログ記事が読むに値しない内容である
- 著名人が発信している記事ではない
など、興味喚起出来ていない根本的な原因はあろうかと思います。いったんそれは置いといて、
今一度、「ホームページ制作会社を探す」というユーザーの立場で考えてみました。
- 私なら、ブログ記事に興味を示すだろうか?と。
- 見るとしたら、いくつかの会社をピックアップした後、ちょっとだけブログも覗いておくかもしれない。
と思い至りました。その程度の役割を果たすものでしかないと思うのです。
案の定、当ブログは今、直帰率を上げる直接的原因となっています。
ブログ記事きっかけでサイトを訪れた人の直帰率は、ほぼ100%。
悲しい現実を今、かみしめています。
とは言うものの・・・
直帰率を上げる直接的原因である「ブログ記事」。「悪」と言えば「悪」です。
それでも、止めるわけにはいかないのです。
何故なら、
- ブログ記事を継続投稿することで、サイトが拡大し、
- 拡大することで、少しずつ検索エンジンに認められ、
- 少なくとも検索表示回数は順調に伸びている
からなんです。
今、伸び悩みを見せてはいるものの、
- 順調に「検索順位」も上がり、
- それと比例して「検索表示回数」も増える。
- それとは裏腹に「検索表示回数の増加と共に下がる」クリック率(※)。
※ メジャーなキーワードで低い順位で表示されることが多くなるため、全体に占めるクリック率は低下する
これまではなんとか頑張ってきたものの、この現実が「やる気」を削いでしまう。
- これ以上頑張ったって、無駄なんだ。
- 所詮、一番を目指すことなんて、無理なんだと。
実際、私自身も今、そんな気分になりがちです。
- 3月にリニューアルオープンし、5月初旬(2ヶ月後)までは順調に推移していました。
- それから、1ヶ月半。ずっと停滞しています。
5月初旬:深く沈み切ったところから、なんとか見える程度まで浮上。
補足するとこんな感じ。
- 深く沈み切った領域:ホームページを運営しているだけの ほったらかし集団 のいる領域
- なんとか見える領域:ホームページを有効活用しようと もがいている集団 のいる領域
今、戦っているの相手は「ホームページを有効活用しようともがいている集団」。
「ほったらかし集団」からの脱出は簡単でも、「もがいている集団」からの脱出は難しいということなんです。
当に人生の縮図のようです。
そしてひとつの勘違い
SEO対策:ロングテールSEO対策の効果を「数値」で予測 の中でも触れていますが、
検索キーワードは「ビックキーワード」「ミドルキーワード」「スモールキーワード」と、
月間検索ボリュームによって大きく3つに分類されています。
一般的にビックキーワードの攻略は難しいと言われているのですが、攻略の難しさは「検索ボリューム」だけに由来するものではありません。検索ボリュームは少なくても「ライバルが多数存在すれば、上位に浮上するのは難しい」ということに変わりはないからです。
- 検索ボリュームが多い:ネット上で情報を探している人が多いということ
- ライバルが多い :ネット上で目立とうと頑張っている同業他社が多いということ
実は、キーワードの3つの分類に「ライバルの数」は考慮されていません。
だから、「月間検索ボリューム」が「30」のスモールキーワードであっても、ライバルが多数存在すれば、簡単に上位に浮上することは出来ません。
やはり、弊社の属するネット通信業界は想像以上に激戦区。さて、私達の挑戦は、いつ、実を結ぶのでしょうか。
ご参考までに、弊社の攻略ターゲットとなるキーワードの現状は以下の通り。
- 競合性:「対象のキーワード」と「Googleで扱う全てのキーワード」の比較により、相対的に「広告主の多さ」示す指標。「低」であっても、ネット広告を掲載してアクセスを獲得しようとする競合他社が存在することを意味し、ライバルは多い。