- 2017-10-5
- WEB集客
世界中にインターネットが普及し、世の中はとても便利になりました。
一方で、その情報にストレスを感じているのは、果たして、私だけなのでしょうか。
情報が溢れているということ
情報が溢れていること、それはすなわち、自分で情報を取捨選択しなければいけない、ということです。
- 全ての情報が正しい情報ではなく、
- 全ての情報が自分にとって必要な情報でもない。
つまり、数多の情報に翻弄されていては、ただ無為に時間を費やすだけです。
- 自分なりのぶれない確固たる意志を持ち、
- 自分の考え、目的を明確にし、
- 情報の価値を見極める選択眼を養わないと、
数多の情報を、有効に活用することなど出来ません。
更に言うなら、
- 知らないといけないことがあるように、
- 知らないい方がいいこともあります。
遺伝子検査
実は今、たった 29,800円 で「遺伝子検査」が出来てしまうらしいのです。
詳しくは、下記サイトをご覧ください。
ご参考:MYCODE(マイコード)/株式会社DeNAライフサイエンス
この遺伝子検査では、なんと280に及ぶ検査項目があるらしいのですが、主な項目として
- 各種ガン疾病の可能性
- 85歳まで生きる可能性
- 閉経時期(女性限定)
- 肥満傾向 ・・・など。
目的は、自分の遺伝的傾向を知ることで、
- 未然に病気を防ぐための生活習慣の見直しや、
- 将来に向けての体のケアに役立てる。
ということらしいのですが・・・
私個人的には「知らない方がいいこと」に分類される情報に思えて仕方がないんです。
アンジェリーナ・ジョリー
私の脳裏に浮かぶのはアンジェリーナ・ジョリーの「両乳房」と「卵巣」の切除手術。
彼女は、卵巣ガンで56歳という若さ母親を亡くしており、とても身近な問題だったとは言え、
「ガンの発生源を根絶したい」と自分の身体の一部を排除する、という行為に及んでしまいました。
ご参考:【イタすぎるセレブ達・番外編】アンジェリーナ・ジョリー、乳がん高リスクのため「両乳房切除手術」を受けていた!
- この手術で彼女の失ったものは大きい上に、
- ガン発症のリスクが0%になったわけではなく、
- 未だに、ガン発症の恐怖から解放されていないといいます。
それでもやっぱり、この切除手術は必要だったということなんでしょうか?
「両乳房」と「卵巣」を失ったアジェリーナ・ジョリーには、以前の彼女の持ち味だった「はつらつさ」が感じられないと思うのは、私だけでしょうか?
他にも考えられる懸念事項
昔から「病気と遺伝」の関係は医学的に証明されてはいても、これまでは
- そもそも調べようもなかったし、
- だからこそ、わざわざ「白日の下」に晒すなんてことはありませんでした。
人の根源に関わる部分が分かってしまうということは、絶対的に「肉体的優劣」がついてしまうということに他なりません。
安価で簡単に調べられるのであれば、
- 結婚するなら、
- 採用するなら(コンプライアンスの問題があるかもしれないが)、
「事前に知っておきたい」と思ってしまうのが人情。
「遺伝子検査」の結果が「人の評価基準のひとつ」になってしまうのは、純粋に嫌だな、と感じてしまいます。
そして何より、私は個人的に「私の未来を左右するような情報」を知りたいとは思いません。
なぜなら、自分の決定的な弱点を知ることは、私にとって何もいいことはなさそうだと思うからなんです。
- 長生きできる可能性は限りなく低く、
- ガンになるリスクは限りなく高く、
- 認知症にもなりやすい。
例えばこのような最悪の検査結果を受け取ったとして、
- 私は前向きに「そうならないように頑張ろう!」と思えるのでしょうか?
- そして、決定的な弱点を知った私は、その弱点を克服しようと躍起になるのではないでしょうか?
私の人生は、問題を抱えていない時点から「弱点」に振り回されることになりかねません。
そして、大きな悩みを抱えた私は、ピンポイントで「恰好の餌食」となる可能性さえ秘めています。
もうひとつの疑問。
自分の「弱点」を知ることによって、「何の問題も生じてない時点で生活改善に取り組める人」が、一体この世の中にどれほど存在するのでしょうか?
- 濃い味付けの食べ物は高血圧の原因になる。
- タバコは肺がんリスクを飛躍的に向上させる。
- 食べ過ぎは肥満の原因であり、動脈硬化や高脂血症を引き起こす。
など、身体に悪いことが医学的に証明されていても、多くの人は「自分の欲求」をコントロールできません。
恰好の餌食とならないために
話があらぬ方向へと発展してしまいましたが、テーマを戻すと「情報の取捨選択」は難しいということです。
驚かすつもりはありませんが、
- ネット上には様々な「罠」が仕掛けられています。
- ネット上には、「集客」に躍起な輩がうようよしています。
- だから、購買意欲を煽るための「ドキッ」とする「誘い文句」が溢れています。
覚えておいてください。
自分の悩みにピンポイントにヒットした時、それは「餌食」の第一歩かもしれません。
いい意味でも悪い意味でも、心が揺さぶられた時、
- 3回深呼吸をして平常心を取り戻し、
- それからもう一度確認する。
ネットで得た情報は、そのくらいの余裕と疑いを持って、「賢い取捨選択」を心掛けてみましょう。