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ホームページ制作:フラットデザイン化の本当の理由

このWeb業界、何かと言えば「デザイン」が取り沙汰されます。
私はこの「Webデザイン」に大きな疑問を抱えています。

「デザイン」は見えてしまうからフィーチャーされやすい

本来、デザイナーとは

  • 色彩感覚や、想像力といった生まれ持った才能を持ち合わせ
  • 「デザイン」に対して飽くなき興味がある

このような人が、更に

  • 人間の「無意識下の視覚」を利用した法則を学び、
  • 様々なものが「美しく」見える黄金比率を学び、
  • 「光」や「影」を巧みに利用する など

他にもたくさんあると思うのですが、「最高の表現方法」をデザインとして生み出すということ。

一方で、デザインには

  • 人それぞれ好き嫌いがあり
  • 誰の目にも、簡単に見ることが出来、
  • 見たものに対しては、容易にケチが付けられる

という特質を持ちます。
だから、ついつい本職ではないことを忘れ、「デザイン」に拘り、自分の意見を押し通そうとしてしまう。

ただ、素人にも分かることがある

それなのに、

  • この写真が素晴らしい
  • この絵が素晴らしい
  • この彫刻のバランスが素晴らしい など

遠い昔から「素晴らしいもの」は「素晴らしい」と正当な評価を受けてきました。
もちろん、専門家の評価に乗っかって、わかってるふりをしている人も多数混ざっているとは思います。

でも、やっぱり素人にだって「これは美しい」とわかる感覚があるようです。
本物の「美」には

  • 違和感がなく、
  • 調和がとれており、
  • 見ていて心地よいと感じる

そんな何かがきちんと存在している。
これはおそらく、人間の生まれ持った本能が感じているのだと思います。
多くの人が「美味しいものが分かる」のと同じ感覚、つまり経験上培った何かなんでしょう。

だから、美しいものが分かること自体、否定するつもりはありません。

フラットデザインについて

一方で、制作会社側の意見としても、釈然としない違和感を抱いています。
それが「フラットデザイン」の捉え方。
数年前から「フラットデザイン」と呼ばれるスタイルが、ホームページのトレンドと言われています。

このトレンド、私はしっくりこなかったんです。

  • 何のための、フラットデザインなのか?
  • ただ、「恰好良さ」を追求しているのか?

という疑問。

理由もなく、トレンドを追いかけて、フラットデザインを目指す?
そんなおかしな話があってたまるものか。
理由もわからず「トレンドだからフラットデザインを採用する」必要なんか、これっぽちもないと思うのです。

つい最近、ある本をきっかけに、やっと私の抱える謎が解けました。
フラットデザインの流れとは、「ITの世界」が「現実の世界」を超える時が来た、ということのようです。

「ITの世界」が「現実の世界」を超えるとは?

これまで、コンピューター上の表現方法として、メタファ(比喩:実世界に存在する何かに見立てる)が採用されてきました。これを「スキュアモーフィズム」と言います。
例えば、Microsoft Office(だけでもないが)に見られる下記のような表現方法

  • 保存  → フロッピーディスク
  • カット → はさみ
  • 検索  → 望遠鏡

実社会に存在する「何か」に見立てて表現することで、何をすればいいのか、直感的な理解を促すというもの。

昨今、コンピューターは生活を便利、あるいは定型化する、という枠組みを超え、
従来の人間の営みの中にはなかった「価値観」が登場しています。

  • Twitterに代表される「現実世界にはないコミュニケーション」のためのツール
  • ポケモンGOのように、現実世界とバーチャルの融合で実現できたアプリケーション など・・・

今後、このような「現実世界にはない新たな価値観」は、次々と生み出されてくるに違いない。
となると、これまでのメタファの表現が、反って間違った「先入観」を与え、操作の邪魔になってしまいます。

そんな流れの中で、何かに見立てたような表現は極力しない「フラットデザイン」が登場してきたようです。
やっと、私の釈然としない思いのひとつが、腑に落ちました。

  • 私はWebデザイナーでもなく、
  • デザインに精通しているわけでもない。

ただ、私はすごく気になるのです。
作る側も含め、「Webデザインに対する拘り」は、多くの場合、何故か「目的」が置き去りになってしまうのです。
美しいことや、恰好いいことの前に「目的を忘れてはいけない」と思うのです。
だから、デザインの専門家ではないけれど、違う視点で、私なりに拘り続けたいと思います。

 

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