- 2017-6-5
- Analytics(効果測定)
2017/3/3の「弊社ホームページ フルリニューアルオープン」から早や3ヶ月。
当初より、難関に立ち向かう覚悟で始まったこの挑戦。現実は、やはり過酷なものとなりました。
当初の目論見
私が個人的に収集した「ホームページ育成」のための各種情報から導き出した
「オリジナル(独創的)な情報を、可能な限り大量に発信する」という法則。
この法則にのっとり、とにかく最初の3ヶ月突っ走る、これだけをモットーに取り組みスタート。
計画もなく、ただ闇雲に取り組めばいい、ということではないけれど、スタート時、私の手元には上記以外の参考にすべき情報がなかったのです。
ただ、闇雲と言いつつも、発信する記事のテーマは大きく下記3つに限定。
- ホームページに関すること
- 集客に関すること
- コミュニケーションやモチベーションに関すること
ネット上には上記テーマに関する記事が腐るほど転がっています。
そんな中、意図的に心がけたことが
- 独自の切り口で発信
- なるべくわかりやすい例え話を引用
- 独自性を演出するために、過去の自らの体験を盛り込む
ということ。これらの手探りの取組が、検索エンジンにどのように評価されるかは、全くの未知数だったのです。
この3ヶ月間の取組の中で得た教訓
この3ヶ月間の掲載ブログ数は92記事。
実は100記事程度ブログ掲載が出来れば、何か目に見える変化が起こるのでは?と甘い期待を抱いていました。
100記事を目前にした今、まだ、目に見える効果は現れません。
現時点での弊社の収穫は下記2点。
- 「どのようにして、ホームページが育っていくのか?」を説明するための根拠が揃いつつあること。
- 少し遅れてスタートしたメルマガ運用。このメルマガ運用の反響の途中経過が把握できたこと。
何をしたら、どのような反響や効果が得られるのか、ということを数値で把握することこそ、
「今後の会社運営の基本になる」と考えています。
① ホームページ育成の根拠
ホームページリニューアルオープン以来、毎日のようにホームページを更新しています。
<定期更新>
- 弊社ホームページのアクセス日記掲載(1記事/週)
- メルマガバックナンバーの掲載(1記事/週)
- ホームページ集客ブログ記事の掲載(1記事/日)
<不定期更新>
- トップページの全面見直し
- ホームページ更新/運用サービスページの追加
- 各サービス紹介ページの概略追記
未だ、掲載できていないページも多数あり、鋭意作成に向け、準備中。
毎日のように更新しているため、Googleの弊社ホームページに対する評価は不安定だと思われますが、これまでの大きな流れだけ、紹介しておきます。
下記の表は月別の「検索キーワード」による表示回数と掲載順位の「表示回数多い上位30位」を抜粋したもの。
表の見方は下記の通り。
緑文字:主要ビジネスと関係ないキーワードによる検索:3月(6ワード) → 5月(2ワード)
青文字:社名(あるいは社名相当)による検索 :3月(7ワード) → 5月(2ワード)
いずれも、本業の本丸キーワードによる表示回数が増えています。
大きな流れとして、
「ホームページ制作」関連キーワードによる検索順位が上昇し、検索結果表示回数が増加しているだけでなく、
「ホームページ集客」関連キーワードによる検索順位が上昇し、検索結果表示回数も増加しています。
オレンジ背景の赤文字:「ホームページ集客 大阪」関連キーワードでは、
- 3月:実績なし
- 4月:48位に登場する「大阪 ホームページ集客」を合わせると、合計:189回の表示回数
- 5月:182回+163回+66回=合計:411回の表示回数と大幅増加。
と、月を追うごとにホームページ制作会社のホームページらしくなっています。
全体として、検索キーワードによる検索結果表示回数も
3月(3,504回) → 4月(5,703回) → 5月(13,667回)と順調に増えています。
後は、それぞれのキーワードでの検索順位を上げていくことが、目下最重要課題です。
② メルマガ運用の実績把握
本来のメルマガ運用とは、
- なんらかの有益な情報を得たことをきっかけに、
- あるいは、何かのおまけと引き換えに(LINEの無料スタンプが分かりやすい)
自ら、ホームページ上でメルマガ会員登録をして頂くことで、メルマガ配信がスタートします。
ただ、弊社のホームページはリニューアルしたばかり。
アクセスも思うように獲得できていない中で、何故「メルマガ運用」が成立しているのか?
実は過去の営業活動の中で、対面で名刺を頂いた方を対象に、現在メルマガを配信しています。
これまで9回、毎週1回のメルマガ配信の記録を下記の表にまとめました。
2017/03/31(金)の年度末の金曜日にメルマガ配信をスタートするという、最も初歩的なミスを犯しています。
年度末&週末という一年間で最も忙しいであろう日に、メールをきっかけに約5%(下記反応率は、メルマガ以外からのアクセスを含みます)の人がホームページ閲覧、と言う行動を起こします。
2回目に半数近くまで激減するも、4回目迄はホームページアクセスのきっかけとなっていたことが分かります。
ところが、5回目以降、メルマガきっかけでのアクセスが激減。飽きられたようです。
一方で、配信解除の数も毎回10人前後と、落ち着いてきました。
日付 | 曜日 | アドレス登録 | 配信数 | 配信解除 | アクセス数 | 反応率 |
3/31 | 金 | 1,324 | 1,324 | 6 | 86 | 6.5% |
4/06 | 木 | 1,318 | 80 | 42 | 3.2% | |
4/12 | 水 | 1,238 | 33 | 41 | 3.3% | |
4/20 | 木 | 1,205 | 43 | 32 | 2.7% | |
4/26 | 水 | 1,162 | 11 | 22 | 1.9% | |
5/10 | 水 | 1,151 | 7 | 16 | 1.4% | |
5/18 | 木 | 1,144 | 11 | 24 | 2.1% | |
5/25 | 木 | 10 | 1,143 | 10 | 23 | 2.0% |
6/01 | 木 | 1,133 | 10 | 22 | 1.9% | |
次回 | 1,123 |
グラフで見るとこんな感じになります。
メルマガ配信4回目までは、アクセスの山が出来ていたのに、5回目以降、山を見分けるのが難しくなります。
今後、「メルマガ継続配信の効果検証」へとフェーズを移していきます。
以上がこの3ヶ月の取組の全貌となります。
小さな目に見えにくい変化の積み上げが、最終的に大きな目に見える変化をもたらす、ということでしょうか。
何事も「実際にやってみること」で新しい発見があり、「辛くとも継続すること」で、さらに新しい発見があるものです。そして、その先に「説得力」まで生まれるのです。