- 2018-7-5
- HP制作と運用
ペルソナと言うのは、以前もブログで少しだけ触れましたが、
マーケティング用語で、WEB、ホームページだけにとどまらず、全ての広告戦略に適用されるものです。
貴方が顧客になって欲しいと思う、御社のターゲットは一体誰なのか?
そのターゲットの人のことを詳細に仮定して決めるときに、ペルソナを設定する、などと言われます。
ペルソナは、翻訳すると、人格、などと訳されますが、
ターゲット(顧客になり得る、なって欲しいと御社が思っている人)がどういう人物なのか?を設定する、という事です。
ホームページ制作会社がペルソナを設定するとしたら。
私たちは、ホームページ制作会社です。
どんな人たちが、私たちのターゲットかと言うと、
●会社を立ち上げたばかりの社長さん
●ホームページをリニューアルしたいと考えている会社の担当者さん
●ホームページはあるけど、どうもうまく活用できていない、どうしたら良いのか?と悩んでいる人
●SEO対策とやらをやった方がいいのかも知れないけど、とこに頼めばいいのか、どんな業者がいいのか決めかねている人
そんな人たちがターゲットです。
この記事も、ペルソナに基づいて書いていますが、
上記の設定だと、ペルソナとしては、どちらかと言うと物足りない。
本来、ペルソナとは、もっとはっきり個人が特定できそうなくらいに詳細な設定があった方がいいのです。
例えば、当社のようなホームページ制作会社がターゲットとなるペルソナを設定するとしたら、
●社長の年齢
●社長の性別
●会社の業種
●家族構成
●趣味
●好きな本
●性格
などをペルソナとして設定します。
また、一般コンシューマー(消費者)向けの商品の宣伝の場合は、ターゲットとなる人の
●性別
●年齢
●職業
●性格
●見た目の雰囲気
●趣味
●既婚未婚
●家族構成
●価値観
●口癖
●悩み事
●体格
●メガネ利用の有無
など、まあ、挙げればきりがないのですが、ペルソナは出来るだけ詳細に、明確に設定するのです。
そんなに相手を限定してしまって大丈夫?
客層が狭まらない?
と言う声もあるかと思いますが、大丈夫なのです。
なぜ、ターゲットの幅を狭めても大丈夫なのか?
とんなに明確に設定しても、そのペルソナが当てはまる人は、一定数、存在するのです。
しかも少なくない数のターゲットが存在するのです。
だからこそ、マーケティング業界では、ペルソナ設定と言うものが、必要とされています。
このペルソナ設定の一番簡単なわかりやすい方法は、自分の周りにいる、よく知る人で、ターゲットとなる人物がいないかを考えます。
だいたいは自分の扱っている商品、サービスは、自分の周りで取り扱っている人がいるはずです。
その際たるターゲットは、「自分」です。
その商品を、自分が良い、使っている、使ってみたい!と思ってさえいれば、自分がペルソナとなります。
自分と同じタイプの人に向けて発信をすれば良いわけです。
自分のペルソナが、よくわからない、と言う方は、周りの人に聞いてみてください。
おそらく、ペルソナが見えてくるはずです。
自分をターゲットに。
これがおそらく、もっともわかりやすく、簡単に作れるペルソナだと考えています。
ぜひ、お試しください。
ペルソナ設定は、やればやるほど、精度が上がってきます。