経営コラム㉒ 救世主推薦の知り合い獲得へ

彼は入社後、弊社の実情に驚愕すると同時に、弊社の経営に深い理解を示します。この会社の実情を知った彼は、「この会社に必要な人を知っている」と、しつこく推薦する人がいます。どうやら、彼が勤めていた会社で一緒に仕事をしたことのある女性のようです。

◆彼女の1年間の迷走劇を気長に待つ

彼女が弊社に来るまでには、約1年を費やすことになります。彼女は会社を辞め、自分の実力を試したいのか、自分のやってみたかったことを実現したいのか、正気とは思えない1年を過ごしていました。24年間大企業で過ごしてきた彼女にとって、その1年間は「ばかばかしくて虚しかった」けど「自分の力で生きること」を学ぶいい機会でもあったそうです。あの1年間がなかったら、私はただのサラリーマンでしかなかったと。やっと正気に戻り、弊社の経営に協力してくれることとなります。

◆彼女が弊社にもたらした「意外な功績」

「私が役に立てることがありそうな気はしないけど」と言いつつ、入社後、彼女は勝手に自分の仕事を見つけ出し、勝手に交通整理をしていきます。彼女は黙ってられない性分で、人に指図されるのが大嫌いで、非効率なことも大嫌い。こう書くと何やら「怖そうな自分勝手な人」のイメージですが、半分あたりで半分はずれです。

どうも内心「さぼりたいなー」と思ってる人にはとても怖い人に映り、「頑張るぞー」と思ってる人には「我儘気ままな楽しい人」に映るようです。そんな彼女の気質が功を奏し、弊社の膿がどんどん炙り出されます。私としては「よかれ」と会社の安定稼働に向けてやってきたことだったけど、今思えば・・・。

彼女は「私が職場でいらないなーと思った人って、なんにもしてなくても、いつも知らない間にいなくなっていくんだよねー、星だなー」と言うんです。実際、いいか悪いかは別にして、何もしていないのに弊社でも人が次々去っていくという現象が起こります。彼女が来て1ヶ月後に1人、2ヶ月後に2人、3ヶ月後に2人、4ヶ月後に1人、と次々自ら会社を去っていったのです。弊社には大きな負担だった人件費が激減し、とても身軽になりました。その後、吟味に吟味を重ね、3名の仲間が増えています。

◆自分の役割をちゃんと心得てる人

彼女の入社から3ヶ月後、今度は「会社の数字を全部出せ」と言い出します。小さいものから大きいものまでひとつひとつチェックし、次から次へと解約手続き。なんと毎月20万円強のお金を無駄に支払っていた事実が発覚。弊社にとっての年間250万円。とても大きい金額です。

ある程度、お金の流れが整理されると、今度はWebマーケティングの調査に乗り出します。元々大企業の情報部門で顧客データベースマーケティング担当として働いていた彼女。調べものと数字の扱いはお手の物。どうやってそんな早業で調べあげたのかと思うほど、猛スピードでWebマーケティングの知識を習得。

◆そして、会社の大改革の幕開け

現在は、彼女を軸に会社の業務改革に向け邁進中。この改革が正解かどうかはわからない。でも、失敗したらまたひとつ、本当の世の中のニーズに近づくことが出来ます。マーケティングは仮説検証の連続。彼女は言います。大企業だって失敗ばかり。こんな零細企業で「一発大当たり」なんてあるわけがないと。
人の望むものを提供する。人の想像を超えて初めて感動がある。そこを一緒に目指す仲間がやっと揃った。感謝の気持ちでいっぱいです。

【志智綾の実体験から得た教訓】
求め続ければ、大金を注ぎこみ多くの応募の中から選んでも出会えなかった人に、ひょんなことから出会えることもある

これで経営コラムの記事連載は終了です。お楽しみ頂けたでしょうか?この記事で、弊社社長に、弊社に興味を持って頂けたなら幸いです。

◆編集後記

この志智社長という人。とても熱い人なんですね。自分が求めるものに出会ったときの「衝動」が止まらない。その「衝動」を自分自身の「原動力」に変えられる人。

諦めが悪い。悪いんじゃなくて諦めることを知らない。生きていく力が半端ない。

お金がない、理解力がない、人だって育てられない。でも、そんなこと関係ないんです。「ないない尽くし」なんてなんのその。行くべき道を行く。妥協なんてできない。山あり谷あり、自分の想いを形に変えていく。たった一度の人生。成功するかしないかだけじゃなく、いつでも成功を目指し、自分の理想を目指して生きていく。誰にでも出来そうだけど、絶対に真似できない。

お金がないというだけで、女に振られたというだけで、侮辱されたというだけで、諦めることなんてひとつもない。彼女の生きざまがそれを教えてくれるのです。

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