- 2017-4-10
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一時期、「当たる」と大ブームになった「動物占い」。
この動物占いは、陰陽五行思想をベースにした四柱推命の十二運星(※)を、イメージし易く動物に例えたものなんです。
※ 十二運星とは?
人が産道を通りこの世に生み出される時、心拍数が半分以下となり全ての胎児が「窒息寸前になる」んだそうです。
このストレスにより「ノルアドレナリン」が大量に分泌され、陸上生活に対応するための全てのスイッチが入ります。
同時に人間としての生命維持活動に向けて、「肺」と「脳」にもスイッチが入ります。
産声を上げる時、人は「太陽」「月」「地球」を中心とした星の影響を受ける、というのが根拠となっているんだそうです。
星の影響で、生まれつきの性格が決まる
星の影響を受け、「生まれ持った性格が決まる」と言われています。
もちろん、出生後の環境が人格形成の80%を占めるとも言われており、動物占いだけで性格を断定することは出来ません。それでも「無意識の反応」には、生まれ持った性格が「ひょっこり」現れてしまいます。
「無意識の反応」なら、マーケティングに活用できるはず。
そこで提案したいのが、マーケティングへの活用なんです。昔からマーケティングには「人間心理学」が応用されています。
私たちは毎日のように知らぬ間に、どこかの会社の「マーケティング」にまんまと乗せられているのです。
負けず嫌いの私は「くっそー、やられたー」と思いつつ、「やられたー」どころではなく、自ら乗っていく自分を自覚しています。
大きく3つのタイプに分類できる
当時ブームになった「動物占い」では12種類の動物キャラクターが出てきます。
「動物占い」とは「個性心理学」をオマージュされたもの。
その中で触れられてはいませんが、12種類の動物は大きく「3つのタイプ」に分類されます。
さる、虎、子守熊(コアラ)、狼 → 地球グループ(EARTH)
こじか、黒ひょう、たぬき、ひつじ → 月グループ (MOON)
ペガサス、チーター、ライオン、ゾウ → 太陽グループ(SUN)
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タイプ別大雑把な傾向(例:ショッピング)
地球グループ:非常に現実的で論理的に判断し、コストパフォーマンス重視
月グループ :接客や人柄などコミュニケーション重視
太陽グループ:有名人御用達、限定品など、特別感重視
コスパ、コミュニケーション、特別感、どれも捨てがたいものですが、グループ毎に「最も重視する判断基準」が大きく異なるようです。
この特徴があまりにも顕著に現れるんです。少なくとも、血液型よりはずっとしっくりきます。
つまり、「価値観」が大きく異なれば、いつも同じアプローチ方法でいいわけがないということなんです。変える必要があるんです。
ちなみに私は黒ひょう(月グループ)
生まれた日ごときで性格なんかわかってたまるか、と思いつつ、私の最も重視しているのはコミュニケーションなんです。
数年前、とある高級店でキーフォルダーを物色中、お気に入りを発見。
「欲しい」と思ったけれど、私につきまとうしつこい店員さんが鬱陶しくてたまらない。彼女からはどうしても買いたくない。
結局、私がそのキーホルダーを買うことはありませんでした。
私に限った話ではないと思うのです。宴会ネタに、と参加メンバーの診断結果を持参すると、とても盛り上がります。
みんながそれぞれに、しっくりくると大好評なんです。だからこそ、一時期「動物占い」は一世風靡したのだと思うのです。
さて、御社のマーケティング戦略は「太陽」「月」「地球」どのグループにしっくりはまりそうでしょうか?