- 2017-5-22
- WEB集客
「ホームページは24時間、休みなく働く優秀な営業マン」という、
つい、信じてしまいそうになる言葉聞いたことありませんか?
この言葉には、信じてしまう要素が詰まっています。
- 確かにホームページは人間のように「休むこと」を必要としない
- 一部のホームページは、「24時間休みなく働く優秀な営業マン」である
この言葉に「嘘」はありません。
でも、重要な「修飾語」が省かれています。
とは言え、ホームページは「ない」より「ある」方がいい
今やホームページはあって当たり前です。
ホームページを持たない、ということは、お店や会社の存在を知ってもらうことを、自ら放棄していると言っても過言ではありません。
ホームページで集客するということ Part2 でも力説しちゃってます。
ただし、ホームページを持つというだけでは、ただ「存在している」に過ぎません。
「24時間戦う戦士」とは、全くイメージが異なります。
省かれた「修飾語」
実はこの「省かれた修飾語」の部分がとても大事なんです。
この省かれた修飾語は
- ホームページに、他にはない価値ある情報を潤沢に掲載すれば
- ホームページを、毎日のように更新すれば
- ホームページの存在を、大々的に宣伝すれば
などというところでしょうか。
いずれも、戦略が必要であり、手間暇もかかります。
「優秀な営業マン」を思い浮かべれば・・・
営業マンにも優秀な人もいれば、そうでない人もいます。
優秀な営業マンというのは
- 事前に会社の情報集めをし、自分なりに分析する
- (可能であれば、前任者から聞くなどして)事前に訪問相手の特徴把握に努める
- 訪問前に、事前に電話やメールを通して、お困り事や目的確認を行っておく
など、可能な限り「事前準備」を怠らないものです。
それでもお客様のニーズに沿えない場合も往々してあるでしょう。
このような優秀な営業マンに育成していくためには、
- ノウハウを与え
- モチベーションを与え
- ペナルティーを与え
- 成功体験を通じて、目的達成の喜びを教える
などの育成計画が不可欠であり、時間と手間がかかり、戦略が必要です。
人間だって、手間暇かけて育てなければ、育たないんです。
さらに、人間には「五感」が備わっています。
- 声を聞けば、その人の感情や人物像が想像できる
- メールの内容を見れば、行間からいろんなことを読み取ることが出来る
- 会って話をすれば、表情から「何を考えているのか」を肌で感じ取ることが出来る
このような素晴らしい能力を有しています。
だから、営業マンは24時間働けなくても、問題はアリマセン。
それに引き換えホームページは
当然、五感も備わっていないし、会って話をすることも出来ない。
その代り、
- 大量の情報を、詰め込むことが出来る
- いろんなアイデアを、ホームページ上で次々と試してみることが出来る
- 都度、世間の反応を確認し、反省、評価の上、よりよい情報発信が出来る
これらの取り組みを通じて、ホームページは大きく、立派に育っていきます。
それに加えて、24時間働き続けることが出来るのです。
しかし、ホームページは「勝手に考え、勝手に育つ」ということは絶対にありません。
ホームページを活かすも殺すも、考え方次第。
最初に戻って「省略された言葉」を補足すると、
手間暇かけて育てれば、ホームページは必ず「24時間休まず働き続ける営業マン」になるということ。
「手間暇かければホームページは育つ」の根拠
実は、ゴールデンウィーク明けから「ホームページで集客すること」に力を入れて、情報発信しています。
何故なら、ホームページのお役立ちは、「集客」や「宣伝」「知名度向上」にある、と考えているからです。
もちろん、デザインに嗜好を凝らし、自分の「お気に入りのホームページ」を作ることを優先する人もたくさんいます。それはそれで否定はしません。出来上がった時の「喜びもひとしお」でしょう。
だけど、本当の目的は「自分の満足を満たす」ためではなく、「より多くの人に見てもらう」ことです。
だから、出来るだけ「ホームページで集客すること」に焦点を絞って情報発信に努めています。
その結果は、途中経過報告:ブログ記事をこつこつ書き続けた効果 で発信しています。
少しずつではありますが、確実に検索結果の表示順位を上げ、表示回数も増えています。
とはいうものの・・・。
もちろん、結果は日々変動します。
Googleの検索エンジン攻略は、とても難しく、一筋縄ではいきません。
狙い通りの結果が出ることもあれば、「え?どう理解したらいいの?」という結果の場合もあります。
しかも、何かとGoogleの検索エンジンのロジックが見直された!と大々的にニュースが飛び交ったりします。
ご参考:Google順位大変動がさらに拡大 2017年5月17日の記事
何事も、知らないよりは知っている方がいい。だから、このような記事は、あくまで参考に、今の流れを知る程度で受け流しておくのがいいと思います。情報に振り回されて、対策に躍起になっていると、
- いちいち疲れるし、
- 専門業者にとってはありがたい限りですが、いちいちお金もかかります。
一概にそれが悪い、と断じているわけではありません。何事も考え方次第です。
ホームページも、ビジネス運営のひとつのファクター
そのような情報に振り回されない唯一の方法が、「ホームページと真摯に向き合うこと」だと考えています。
真摯に向き合うとは、
- 日々、ユニークで、かつ役に立つ(と自分が信じる)情報を発信し、
- 日々、ホームページの現状(アクセス状況や、検索状況)を知り、
- よくない部分を見直し、足りない部分を補う
これらを繰り返すことで、
- 一歩ずつ世間のニーズに近づき、
- 価値あるサイトとして、日々利用されるホームページ
へと成長していくのです。
だってそれしかないじゃないですか。
ホームページだけが、他の様々な取り組みと違うわけがないのですから。