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弊社のモットー:「歪な世の中」と「大阪人という価値観」

マーケティング 価値観

人は「お金持ち」に対して少し「憧れ」を抱いてしまいます。
その「憧れ」故に、少し「お金持ち」に対して「卑屈」にまってしまうことさえあります。
私だけかもしれませんが・・・。

豪華客船の旅

豪華客船の旅というと、一般的には1ヶ月、2ヶ月、半年などと期間が長いもの。
※ 最近は敷居を低くするために1週間など期間の短いものも売り出されています。
1日4万円くらいから参加でき、全行程の飲食代、移動費用も含まれていると考えれば、比較的リーズナブルとも言えます。そうは言っても期間が長くなるため、すぐに一人何百万円の旅行代金に跳ね上がります。

そんなことから、この豪華客船の旅に参加する客層は、「時間的余裕」と「金銭的余裕」を兼ね備えた富裕層のご高齢者、ということになります。

ご参考:ASUKA CRUISE公式サイト

豪華客船の旅に参加してみて

つまり、豪華客船の旅に参加するということは、
比較的、経済的余裕のある「恵まれたご高齢の人達と 長時間 共に過ごす」ということ。

断っておきますが、私が参加したわけではありません。
私には、そんな金銭的余裕も、時間的余裕もありません。
だから私の感想では決してありません。

 

実は、トランプ大統領の昨今の動向を見ていて、
豪華客船の旅に参加した人の「長期間に渡って船の上で共に過ごした人たちに対する感想」を
ふと、思い出してしまったのです。

 

経済的に恵まれている人は、必ずしも「人間的に徳のある人」や「魅力的な人」ではありません。
経済力は必ずしも「人間的に徳のある人」や「魅力的な人」を表す指標にはなりえないのです。
にもかかわらず、自分は選ばれた人間である、という雰囲気を漂わせているのが見え隠れすると言います。

  • 「お金を持っている人が悪い」と言っているのではありません。
  • 「お金を持っていない人」が「媚びへつらう」から勘違いするのではないか?
  • 「お金儲け出来ること」はすごい(確かに羨ましいが)ことで、「お金を持ってる自分は偉いのだ」と。

とても歪な世の中が怖い

トランプ大統領の話に戻ります。
彼は優秀なビジネスマンであり、ビジネスマンとしてのノウハウを、政治に持ち込もうとしていると言われています。実際、彼の行動は

  • どこまでが「本気」で、
  • どこまでが「演出」なのか、

我々素人には分かりません。少なくとも私にはわかりません。
彼は人間心理に恐ろしく長けており、超高性能な「お金儲けのアンテナ」を持っています。
こんな人にターゲティングされたら、一般庶民などイチコロでしょう。

 

そして、ビジネスは日々、複雑化しています。

  • 「モノのなかった時代」のビジネスは単純そのもの。必要なものを欲しいと思い、手に入れる。
  • 一方で、現代社会はモノがあふれかえっています。「これ以上欲しいものなどない」をベースに、ビジネスを展開しなくてはいけません。

だからこそ、「不安」を煽り、「脅迫観念」を駆り立てるなどの心理作戦が横行するのです。
トランプ大統領の手法に通じるものがあると感じるのです。
素人考えなんでしょうか。世界はビジネス感覚で、損得勘定で、統治されてはいけないと私は思うのです。

もうひとつの宿敵:大阪人という価値観

こんな歪な世界に染まらないために、私たちは全うな手段でこの厳しい競争に挑みたいと思っています。
もちろん、トランプ氏のような老獪なテクニックを持っていないから、ということも理由のひとつではあります。
ただそれ以上に、ビジネスの本当のあり方は「必要な人に、必要なものを、必要な時に、提供すること」だから。

先日、あるコンサル会社のセミナーに参加したところ、
「大阪では真っ当なものは売れません。真っ当なビジネスをしたい人は東京に行った方がいいかもしれない」
という衝撃的な発言を耳にします。

笑い話であったとしても、急成長を遂げている真っ当なコンサル会社の「大阪の方とはなかなかビジネスが成立しない」という発言。
ふと、「私たちの考え方は大阪では通用しないのだろうか?」と疑問と不安が大きくなった瞬間でした。

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