カタルーニャ地方の独立運動に見る「人間の悲しい性」

先日、カタルーニャ地方の独立に関する「住民投票」が行われました。

 

この独立運動の発端は、「税負担とそれに対する見返り」の不公平性。
根底にあるのは、世界金融危機後の深刻な経済危機。

 

カタルーニャと言えば、スペインの象徴とも言える

  • サグラダファミリア
  • グエル公園

がある「バルセロナ」を中心とした観光名所。

 

6年ほど前、参加した「スペインツアー」。
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バルセロナ滞在時間が短かかったことが、「スペイン旅行の最大の不満」
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として、私の脳裏に刻み込まれています。

 

  • 誰もが「魅力的な街」と感じ、行ってみたいと思う
  • 「観光大国スペイン」を支える街

であることに間違いはありません。

経済危機のスペインの中で、
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  • カタルーニャ地方は経済的に恵まれている。
  • だから、スペイン政府から大きな税負担を強いられる。
  • それなのに、鉄道や高速道路といったインフラ整備は遅れている。

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などと言った理由で、不満が爆発。
「独立しよーぜ」となる。

 

日本に置き換えれば、東京が「不公平だから独立する!」と言い出したようなもの。
大都会東京に
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  • 大企業が集中し、
  • だから、人も集中し、
  • そうなれば、日本の「脳」も集中し、

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結果、東京にお金だって集中します。
でも、「東京」が独立するなんて、日本人からすれば考えられません。

 

一方で、「超個人的な感覚」で捉えれば、
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  • 他人の作った借金を、
  • 同じ「日本人」という理由で巻き込まれ、
  • 貧乏を強いられる。

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という感じでしょうか。

 

そんな中、
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「僕たちはたくさん稼いでるんだから、独立すれば楽になるよ!」
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と炊きつけられれば、「独立しかない!」となってしまうのが、人の性。

 

さらに、あまり表立って出てこないけれど、
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  • カタルーニャは、そもそもの民族的歴史があったり、
    → カスティーリャ(中心はマドリード)とは異なる言語や歴史、文化を持つ
  • 独自の徴税権といった「特別扱い」を受けている州がスペイン国内に存在
    → 例えば、バスクとナバーラ地域においては、税金を州または県が集め、その一部を中央政府に収める、という「財政自主権」を持つ

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と言った事情があり、これらの感情が複雑に絡み合っている様子。
こういった事情は、島国である日本国民には理解しにくいところでしょうか。

 

軽いノリで、
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「カタルーニャ独立って、斬新な発想だわぁ」
「さすが、スペイン♪」
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と調べてみたら、案外と複雑な事情が絡み合っていてびっくり。
ここまで書き進めるのに、一苦労(@_@;)。

 

「慣れないことに首突っ込むんじゃねー」って感じでしょうか。

 

というわけで、本日はこの辺でお別れです。
では、また来週♪

 

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