採用サイト、または、採用ページでもいいと思います。
要は、求人募集のポータルサイト、有名どころで言うと、リクナビ、マイナビ、エン・ジャパン、DODAなど、有料の求人媒体に掲載して求人募集をしている会社さんは、自社の採用サイト(あるいはページ、以下略)を持つ必要があるでしょう。
採用サイトと採用ページの違いは、
A採用サイトは、自社のオフィシャルホームページとは別に、自社の求職者だけに向けたホームページの事です。
B採用ページとは、自社のオフィシャルホームページの中に、求職者に向けた内容を1~2、3ページほどで掲載しているページの事です。
この2種類のどちらが良いかというと、
一つは、予算面で考えるべきです。
A採用サイトは、ホームページを一つ作るほどは行かないかもしれませんが、それなりにかかります。
B採用ページだと、数ページの追加制作費で収まります。
もちろん、予算だけで考えてはいけません。
次に考えるべきは、ターゲットです。
どれくらいの人数、または、頻度で求人しているのか?
年に1人~2人
なのか、
毎年30人~50人
なのか?
企業規模や、事業内容、また、採用の目的など多岐の状況にもよりますが、後者の場合は、A採用サイトを作る必要があるでしょう。前者であれば、採用ページでも可能かもしれません。
更に、ターゲットとして、どんな人が欲しいのか?
☑ポジションが決まっていて、
☑経験値もスキルも必要で、
☑それなりに会社の重要な役割をになってほしい
ということだったら、予算が許すのであれば、やっぱりAの採用サイトを作ることをおすすめします。
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なぜなら、求職者があなたの会社を選ぶかどうかを決定づけるために、求人サイトに掲載している以外の御社の魅力をできる限りわかりやすく伝えて、求職者の心をつかむべきだからです。
ページ数が限られていたり、自社のオフィシャルホームページの求人以外の情報にあまり振り回されずに御社の、
・職場環境
・社員に対する考え方
・会社の将来的なこと
・社長の考え方
・先輩社員さんたち
などの情報を見せるべきだからです。
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こういった情報は、求職者も望んでいます。
それらが伝わらない会社には、なかなかエントリーも生まれません。
今は、完全なる売り手市場なのです。
どこの会社さんも、採用に困り果てています。
当然ですよね、市場に人がいないのですから。
例えば、他社が欲しがらない人材を採用してゆっくり手塩にかけて育てていく、という選択肢もあります。
実際にそういうことを実直に手掛けている会社さんもあります。
しかし、この選択は、多くの会社にとって容易に選択できる話ではありません。
方向としては、今後、そういうことも考えていく必要があり、また、外国人の受け入れなども選択する必要も出てくると思います。
しかし、そういったことは、いくら採用に困っていても簡単に実現できるものではありません。何の考えも戦略もなくやると、間違いなく会社が窮地に追い込まれる事態となり得ます。
では、今、どうするべきか?
採用サイトも求職者目線で御社の情報をしっかり発信しておく
実は、採用サイトも、ホームページでの集客と根本的な考え方は同じなのです。
常に求職者にとって有力な情報を発信し続ける、ということとはちょっと違うのですが、それでも、求職者が会社に対して求める御社の情報は、しっかりと抜けなく漏れなく発信しておくべきなのです。
大事なことですが、いいことも、悪いことも、実直に発信するのがいいです。
なぜ、悪いことも書いたほうが良いのか?というと、いい事ばっかりだったら「怪しい」「いいことも嘘っぽい」と感じてしまうからです。
あなたが求職者の立場だったらそう思いませんか?
Amazonや楽天の商品レビューでも、そう思いませんか?
5人のレビューがあったとして、全員が星5つでよい事しか書いていない。
ちょっとホンマかな・・怪しいな・・・
そう感じたことがある方も多いのではないでしょうか?
昨今のインターネットユーザーは、そういったことも経験しているからか、WEB上の情報の読み取りに慣れていることもあるからか、敏感に、WEB情報の嘘っぽさにも気づきます。
ツイッターでサラッと流れていくフェイクニュースだったらまだしも、自分が就職するかもしれない就職先の会社の情報などは、もちろんしっかりと見に来るのです。
なので、できるだけ、正直に、求職者の求める情報を丁寧に書きましょう。
そうすることで、求人サイトには、掲載出来ていない、御社の細部まで、紹介することができて、求職者が面接に行ってみよう、会社説明会を聞いてみよう、という気持ちになる内容もすべて網羅して掲載することができる、というのが採用サイトの役割です。
自分たちの考え方もしっかり発信しておく
これは、ある意味でやはり求職者が欲しい情報なのです。求職者から見ると押し付けられている気もしますが、嫌なら応募しなければいいわけです。会社の考え方が気に入らないのに応募して面接を受けて、下手すると就職することになる・・・そんなことになったら、お互いに悲劇ですよね。
いわゆるミスマッチ、というやつです。
せっかく時間も経費もかけて採用したのに、数か月、下手したら数日で退職、なんてことになる可能性も。そして、更に、運が悪ければ、その人を採用するために、別の人を不採用にしていたりして・・・・><。こんなことになったら、それは本当にお互いに悲劇です。でも、お互いに、というより、それはあなたの会社の責任なんですよね。ちゃんと書いて置かなかったことがまず第一に悪いわけです。
だから、しっかりと書いてください。
・会社の経営理念
・将来ビジョン
・行動計画
・社内での催し事
・参加している組合や団体
・手掛けている社会貢献活動
など、
やっていないことは書けないですが、やっていること、考え方、方向性、さらに、
・求める人物像や考え方
・実務スキル
・経験値の要不要
など
こういったあなたの会社の考え方、想い、要望をきちんと書いておかないと、いわゆるミスマッチにつながります。
贅沢ばっかり上から目線で書け、ということではありませんので、誤解なさらずにお願いします。きちんと、求職者目線で、求職者の立場に立って、しっかりと丁寧に、正直に、情報をお伝えする、という気持ちが大切なのです。
ちなみに、少し前の情報の様ですが、興味深い情報が掲載されていたので、抜粋してお知らせしておきます。もっと詳細は、以下、画像下にリンク先を掲載しておきます。最新版2019には、同一の情報は残念ながら出ていないようです。
グラフ出典:就職白書2016(株式会社リクルートキャリア)
また、就職白書2019は、こちらから参照ください。
これによると、具体的な仕事の内容、次いで、採用基準も知りたい、となっていますね。それはそうですよね。採用基準がわかっていれば面接に通りやすいと考えているのかもしれません。それ以外の細かいところも十分に参考にしていただきたいと思います。
例えば、会社の考え方として、
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社員旅行は、年2回。よほどのことがない限り、絶対参加が条件です(*^^)。
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あり得ますよね。こういったことは、嫌がる求職者もやはりいます。嫌がる求職者が間違って御社の求人にエントリーするのを避けるために、こういった社風のようなことも必ず記載しておくべきなのです。
間違ってエントリーは、双方にとってマイナスになります。しっかりと自分たちの考えや要望は伝えておくべきです。そうすることで、求職者も安心して応募することができるのです。
それとは、逆に、業務内容に対して興味がなくとも、社内で社員さんたちが面白いサークルや部活動を行っている、となったらどうでしょうか?
業務内容にはそこまで興味を惹かれていなくても、そういったレクリエーション活動に興味を抱いて応募してくる人材も、昨今では非常に多いと言われています。
WEBでもリアルでもマーケティングを行う際に、ターゲット選定をします。その際、必ず出てくるのが「ペルソナ」という手法です。採用サイトでも必ずペルソナを設定した上で、原稿を作られることをおすすめいたします。
※ペルソナについての詳しい情報は、この記事をご覧ください。
簡単でわかりやすい「ペルソナ」の作り方
この記事ではターゲットを求職者というくくりで考えていただければ理解しやすいと思います。
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そんな原稿、作りたいけど作れない!
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という方は、ぜひ、弊社にご相談ください(*^^)
相談だけは、いつでもタダです(*^^)
では、どうやって御社の採用サイトを求職者にみてもらうのか?
大切なのは、採用サイトにどうやって求職者からアクセスしてもらうのか?
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この導線はサイトを作る前から考える必要があります。
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潤沢にお金があるからと言って、採用サイト!うん、やってみよう!となったとしても、そんな感じでふわっと作っては、無駄なお金には変わりありません。
おせっかいなようですが、それならやめておいたほうが良いとお伝えしておきますし、私たちもお手伝いしません。
無駄なコト、要するに、結果に結びつかないお手伝いをするほど、仕事が嫌になることはないんです。
採用サイトを作っただけで求職者が続々御社の採用サイトを見に来てくれるのかというと、実際、そんな簡単に嬉しいことは起こらないわけです。
作った採用サイトにアクセスを集める方法としては、
・求人サイトへの掲載(採用サイトへリンク)
・広告を打つ(WEB上でも、紙でもOKです。ハローワークなら無料ですし)
・口コミで知り合いに宣伝しまくってもらう(*^^)
・新卒採用であれば、大学に求人情報を出す。
などの、宣伝をしないことには、見に来てくれません。
もちろん、自然検索を狙う、という手もありますが、こんなに世の中人材不足だと言われている状況の中で一体どんなキーワードで御社のことを知らない求職者たちがどうやって御社の採用サイトにアクセスすることが可能なのでしょうか?
そんな確率ありますか?
ということなのですよね。
ここ、非常に重要です。
求人サイトに掲載されている方は、それでいいと思います。一旦、有料でも無料でも。
そこから御社の採用サイトにアクセスされる可能性は高いですので。
しかし、無料の求人サイトだと、サイトによっては、外部リンク(そのサイト以外のサイトへのリンク)を貼るのが禁止となっていてできないサイトもあるので注意が必要です。
このWEB業界では、インターネットバブルなどが一通り落ち着いて、努力をしないと何事も成し得ない、正しい社会となってきた気がしています。
採用サイトのことでお悩みの方は、ぜひ、バーブワイヤーにご相談ください。
何回も言うてますが、本当に、相談はタダです(*^^)
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