採用効果が最低2倍以上、と言われている、
「自社の採用ページ」
「採用ホームページ」
について興味深いデータがありますので、ご紹介させていただきたいと思います。
実は、多くの企業が「求人広告」を出しても、目標とする求人活動を達成できていません。
その理由をご存じでしょうか?
それは、求人募集している多くの企業が「自社の採用ホームページを持っていない」ことが原因とされています。
「自社の採用ホームページ?」
って・・・そうなりますよね💦
わざわざ、お金を払って求人広告を出して求人募集の詳細を記載しているのに、それとは別に「自社の採用ページ」が必要だと言うのか???
と思われますよね。
なぜ、求人広告とは別に、自社の採用情報ページが必要なのか?
その理由は、以下の内容をご覧いただければ一目瞭然です。
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実際、転職者300名に「転職の際、その会社の採用ホームページを見たか?」というアンケートを取ったところ、約8割の人が「はい」と答えた、というデータを出している企業があります。参考URL: https://baigie.me/officialblog/2020/02/13/appetite-for-recruitment/
しかも、採用サイト「en」を運営している「エン・ジャパン株式会社」が運営する「人事のミカタ」というサイトでは、「転職活動者の9割が企業ホームページ、7割が採用ホームページから企業研究をすると回答」しているというデータも出ています。
参考URL: https://partners.en-japan.com/special/old/171206/2/
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こういったデータは、
リクナビ、
マイナビ、
エン・ジャパン、
indeed
など、
求人サイトにお金を払って掲載する求人情報が、あくまでも御社のことを転職希望者が知るための入り口に過ぎない、ということを示しています。
実際、驚きです。
大体の求職者が求人広告の内容はさらっとしか見ない。
あるいはしっかり見られるような内容を掲載していても、あくまでもそれは外部サイトであり広告媒体であることを、今のユーザーはよく理解しているのです。
だからこそ、自社のホームページに何が書いてあるのか?興味津々です。
求職者の立場で考えると当たり前かもしれません。
だって、あくまでもリクナビに掲載している内容はリクナビの人が書いているんでしょ?
自分が働くのは、A社なんだから、A社がどんな会社で、
どんな風に採用を考えているかをもっと詳しく知りたい。
・・・・・そんな心境なのだそうです。
採用の成功は、御社の企業ホームページ、自社の採用ホームページにあります。
また、採用ホームページ、とまで言わずとも、自社ホームページの中に、採用ページを2~3ページで掲載する、という方法もあります。
特に、社内で行っている恒例のイベントや、会議風景、実際の職場紹介などを求職者に対して紹介したり、先輩社員の紹介などは、もっともよく見られるコンテンツとして、取り上げられていることが多いです。
弊社は、採用サイトを制作することを得意としています。
事業の紹介と同じで、会社の求人ターゲットに対して、会社のどんなことを訴求すればいいのかを、徹底的にヒアリングして、業界調査をすることで、御社の求職者に対する独自性(なぜ、求職者が御社に応募するのがいいのか)を明確にします。
それをWEBサイト上にきちんと掲載することで、一気に、応募を増やすことができます。
もちろん、嘘はいけませんから、会社が新たに求人募集をかける際は、会社として改善すべき点も、たくさんピックアップし、できるところはできるだけ改善し、できていないところは正直に現在、それを目指し全力で邁進している旨(など)をしっかりと説明することが必要です。
弊社では特に、御社の求職者に対する強みを洗い出し、それらをしっかり訴求すること、および、社員様のモチベーションを発見し、求職者に向けてうまく訴求することに特化しています。
求職者に人気のコンテンツ、上位7位
1.先輩社員の紹介
ー就職何年目?
ーこの会社を選んだ理由
ー現在のお仕事内容
ー会社の好きなところ
ー今の仕事の面白いところ
ー会社の嫌いなところ
ー今お仕事に嫌いなところ
ー会社での将来設計
2.社内環境の紹介
3.福利厚生
4.社内環境の紹介
5.従業員の年齢構成
6.経営理念
7.よくある質問
募集要項以外に、最低、これら7つのコンテンツは必要です。
作っている時間がなく、求人掲載に間に合わないなら、上記の順で、コンテンツを揃えてください。
実際に、以下のようなデータもあります。
中途求職者は転職活動中の情報収集で「社風・カルチャー」も重視。企業の情報提供が肝要→https://www.hrpro.co.jp/trend_news.php?news_no=1022
この内容では、新卒求職者が就職活動中に意識した情報の1位が、
「給与・福利厚生」であり全体の50%を占め、
次いで「業務のイメージ」「労働環境」で、
自分がその会社で働くイメージを具体的に持ちたいと思う回答が多い、とされており、
中途求職者が就職活動中に意識していた情報の1位は、
新卒と同じく「給与・福利厚生」(全体の48.7%)、
次いで2位が「労働環境」
3位が「社風・カルチャー」(全体の43.1%)
となっていて、社風や会社文化の中に求職者自身が溶け込めるかどうか?を重視している傾向がわかると、書かれています。
引用元:日本最大級の人事ポータル「HRpro」
以上
求職者の立場に立って、自分が就職するなら社内のどんなことが知りたいか?よく考えてコンテンツを作成することをお勧めします。
求職者は御社がホームページ上で発信している業務についてもチェックしています。
求職者の目はとても厳しく、細部まで御社のことをよく調べています。
今時は、多くの人がネットで
「何を」
「どう」
検索すれば、自分の探している情報に辿り着けるかを知り尽くしていると言っても過言ではありません。
しかも、自分が働く職場です。
求人募集をするなら、外から見えるどこにも手を抜いてはいけない、そう考えると、ホームページ自体の情報を見直す必要もあるかもしれませんね。
もしかしたら、御社に商品や仕事を発注する取引先よりも、鋭い感性で御社のホームページを眺めているのではないでしょうか。
求人広告に出しても、全然反響がない!と考えておられるなら、一度、自社採用ページをご検討ください。