ホームページの更新と効果測定

ホームページ 更新と効果測定

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WEB集客を考えるBtoB製造業系企業が、ホームページを有効に活用する方法として「ホームページの更新と効果措定」が欠かせません。

このページでは、


BtoB製造業系企業がホームページを更新するメリット
SEOを考慮したコンテンツの発信
ホームページの効果測定のポイント


について解説しています。


BtoBの製造業企業がホームページを更新するメリット


BtoBの製造業企業がホームページを更新するメリットは多岐にわたります。以下は、重要な順に具体的な項目やそれぞれの事例などを挙げたものです。


【WEBサイトからこまめに情報提供し、企業と製品の認知向上を促進】
製品情報や技術仕様、価格などの詳細な情報をこまめに更新し、顧客や取引先が正確かつ迅速に最新の必要な情報をいつでも入手できるようにすることによって、企業が提供する製品・サービスの価値をアピールし、企業への信頼性を高め、それに伴って企業・製品・サービスの認知も拡大させることができます。


【オンライン(WEB)上での認知向上で新規顧客を引き寄せる】
SEO(検索エンジン最適化)を考慮したコンテンツや適切なキーワードを使用した情報発信をこまめに行うことで、企業のオンライン(WEB)上での可視性を向上させ、認知拡大することで限定的な製品やサービスを探している新規顧客やパートナーを引き寄せます。


【顧客との信頼関係を築き発展させる】
自社のホームページの「ブログ記事」や「ニュースレター」、「コラム」などを通じて業界のトレンドや技術革新に関する情報を発信し、自社を認知した顧客が定期的に自社のWEBサイトに戻ってくるようなコンテンツを提供し続けることで、顧客との信頼関係を深めます。
→発信するコンテンツの作成には「ヒアリング」がとても重要


【競合他社との差別化が明確になる】
ホームページ上で企業や製品サービスの独自性や強みを強調するコンテンツを発信し、競合他社との差別化を図ります。例えば、特許技術や品質管理プロセスの詳細、アフターサポートの体制などの細部を紹介することで、自社の強みや製品サービスの良さをさりげなくアピールすることが可能になります。
また、それらのコンテンツは、様々な課題を抱えて困っておられる見込み顧客にとっても、非常に有意義なものとなります。
→顧客はいつも悩んでいます。どの業者が自分の問題を解決してくれるのかを。


【データ収集と分析による改善対策で顧客満足を向上する】
ウェブ解析ツールを使用していると、ホームページを更新することで重要なコンテンツのページへの訪問者の数に変動を見ることができ、訪問者の行動や傾向の詳細なデータから訪問者の行動パターンやよく閲覧されているコンテンツ、滞在時間の長いコンテンツなどを把握し、マーケティング戦略やWEBサイトの改善やリニューアルに役立てることができます。
→自社の何が注目されているのか分析し対策を打つ

さらに、データ分析に基づいた市場調査や広告効果の測定を行うことで、中小企業は限られた予算内でより効果的なマーケティング戦略を構築できます。
また、こういったデータ分析を行うことで、データから得られる情報をもとに製品やサービスを顧客の期待に合わせて最適化するなど顧客志向の改善につなげることも可能となり、それによって顧客満足度が向上し、リピートビジネスが増加するというメリットも享受できるのです。


これらのメリットを有効に使うことで、BtoBの製造業系企業は、ホームページの更新を通じてビジネスの効率性向上や競争力の強化を図ることができます。


SEOを考慮したコンテンツや適切なキーワードが新規顧客を引き寄せる


次に、オンライン(WEB上)での認知向上において、SEO(検索エンジン最適化)を考慮したコンテンツや適切なキーワードの使用が重要である理由と、それらが新規顧客やパートナーを引き寄せる理由を説明します。


【オンライン可視性(WEB上での顧客とのつながり)の向上】
SEO(検索エンジン最適化)を考慮したコンテンツは、検索エンジンで検索されたときの自社のホームページやコンテンツの上位表示を促進し、企業のオンライン可視性(WEB上で顧客の目に触れる確率)を高めます。
例えば、Googleで競合他社よりも「何らかのキーワード」での検索結果が上位にランクすることで、特定のキーワードで検索するユーザーからより多くのアクセスを獲得します。


【ターゲットオーディエンス(情報を伝えたい相手)へのリーチ向上
WEBページのコンテンツに適切なキーワードを使用することは、特定のターゲットオーディエンス(情報を伝えたい相手)にリーチする(情報を届ける)効果的な手段です。
ターゲット市場のニーズに合致するキーワードを選定し、それらのキーワードを含むコンテンツを作成することで、関連するユーザーを引き寄せます。その際、選定するキーワードが重要な意味を持ちます。
ただし、キーワードの選定にはある一定の順序があります。中小企業はWEBサイトの運用においても人材や経費に限りがあるので、無駄なことをしている余裕はありません。
キーワードの選定はある程度ホームページのコンテンツが充足しているということを確認した上で、サイト分析ツール(Google Analytics)で「検索クエリ」の表示回数を見ながら、その時点で、「より多い表示回数」「より高い検索順位」「より自社のコンテンツに関連のあるキーワード」の3条件を備えるキーワードの対策から行う必要があります。

↑ この3つの条件を備えたキーワードから対策していく


【競合他社との差別化が明確になる】
SEOを意識しながら作成したコンテンツは、企業の独自性や強みを際立たせ、競合他社との差別化を図ることが容易になります。競合他社との差別化ができていない、と悩む多くの経営者の方でもこのやり方で自社の強み、差別化ポイントが明確になり、また、それらがたくさんあることに気づくことが多々あります。
作成するべきコンテンツは、特許技術や品質管理プロセスに焦点を当てたコンテンツ、また、自社が最も得意で最も利益を得やすい、また、最もお客様に喜ばれている製品やサービスのコンテンツなどで、それらは企業の強みや独自性をアピールし、他社との差を明確に訴求します。


【企業の社会的信頼性の向上】
上位表示は企業の社会的信頼性を高め、様々なキーワードでの検索結果で企業ホームページが上位に表示されることでユーザーが信頼する傾向があります。
また、Googleで上位表示されることは、Googleや他の検索エンジンからも評価が高いと証明されている結果であり、企業がそういった検索エンジンから一定の評価を得られるだけの信頼性のある情報をWEBサイトで提供している、ということの裏付けにもなっています。


ホームページ、効果測定のポイント


最後にホームページの効果測定を行うべきポイントについて解説します。
ホームページを継続して更新し続けるためにも、更新したことの意味や、それによって発生したメリットや利益を把握する必要があります。
Google Analyticsは、中小企業が自社のWEBマーケティング戦略を最適化するための有用なデータを取得できるWEBマーケティングツールの一つです。以下は、有意義に利用できると考えられる取得可能なデータを重要性の高い順に挙げたものです。


【検索キーワード(検索クエリ)】
検索エンジンからのキーワードデータを確認し、ターゲットユーザーがどのようなキーワードで検索しているかを理解し、SEO戦略の方針を決定することができる。
自社のWEBサイトがより上位にランキングしているキーワードを把握してそのコンテンツを強化したり、自社の事業にとって関連性の強いキーワードに対するコンテンツの充実を図るという対策を行い、対策の結果を把握し、該当のキーワードでのランキングを上位に持っていくまで、ありとあらゆる方向からコンテンツを作成し発信していく、といった対策を行ったりすることに役立ちます。


【各ページの閲覧数と滞在時間】
各ページの閲覧数や滞在時間を把握し、人気のあるコンテンツや訪問者が最も関心を寄せている内容を把握する。
人気のあるコンテンツ(閲覧数の多いページや、閲覧開始数の多いページ)や滞在時間が長いページを特定することで、顧客との信頼関係を向上させる手がかりを策定します。例えば、閲覧数が多い、あるいは滞在時間が長いコンテンツを強化し、滞在時間が短いページの改善に取り組むなどの対策を講じることに役立ちます。


【コンバージョン(「問合せ」送信などの成約)率と目標達成の分析】
サイト上で設定した目標(購入、問合せフォームの送信など)の達成率を分析し、コンバージョン(「問合せ」送信などの成約)に至るまでの導線やコンテンツの改善ポイントの特定。
コンバージョン率の向上により、WEBサイトへの訪問者を顧客や見込み顧客に変換しやすくなります。対策事例としては、コンバージョン率が低いページの改善を行い目標達成に導くキャッチーなコールトゥアクション(CTA)(注意喚起=ユーザーに取ってもらいたい行動に誘導する仕掛け)の導入を検討するなどです。


【トラフィックのソース(アクセス元)と媒体の分析】
各チャネル(直接のアクセス、検索エンジン、ソーシャルメディアなど)からのトラフィック(アクセス)の量と品質を評価し、最も効果をもたらしているマーケティングチャネルの特定。
最も効果的なマーケティングチャネルを特定することにより、中小企業にとって最も課題となりやすい「広告予算」を効果的に配分できます。
例えば、ソーシャルメディアからのトラフィックが多い場合、SNS広告の投資を増やしてプレゼンスを強化する、などです。


【ユーザーのデバイスとブラウザの分析】
サイトを訪れるユーザーの使用デバイスやブラウザのデータを確認し、モバイルフレンドリーなデザインや互換性の向上に向けた対策を検討。
対策事例としては、モバイルトラフィックが多い場合、レスポンシブデザイン(スマホでも表示が最適化されるWEBサイトデザイン)の導入やモバイルページの最適化を行います。


【リファラー(参照元サイト)の解析】
他のウェブサイトやソーシャルメディアからのリファラー(参照元サイト)データを分析し、どのプラットフォーム(第3者のホームページやポータルサイト)が自社のWEBサイトにアクセスをもたらしているかを把握。


【離脱ページの特定】
ユーザーが最も多く離脱するページを特定し、そのページの改善策を検討。時には該当のWEBページ自体を廃止したり新たにWEBページを追加したりすることも。


【イベントトラッキング(ユーザーとコンテンツの接点の追跡)】
ボタンクリック、動画再生、ダウンロードなどのイベント(接点)をトラッキング(追跡)し、ユーザーの行動を確認し、WEBサイトのコンテンツの改善に活用。


これらのデータを組み合わせて分析し、データ内容をもとに施策を行うことで、特にBtoB製造業系中小企業はウェブマーケティング戦略の強化や改善点の発見に役立てることができます。


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以上で、ホームページの更新と効果測定のメリットや必要性についての解説を終わりますが、中小企業のWEBマーケティングには人材と経費に外せない制限があることから、地道な努力が必要で、かつ、無駄な施策を極力避けるということが重要な課題となっています。


それでも上記の方法を実直に実践することで、直感だけに頼った広告施策に無駄な経費を費やすことなく確実に広告からの利益を増大させていくことが可能であり、また、経営戦略も立てやすくなります。


ぜひ、実践してほしいと思っていますし、社内にWEB担当者(システムや社内インフラの担当とは別のマーケティング的、広告業界的知識がある程度必要です)が不在の企業様は、私たちをWEB担当として事業に伴走させていただければお役に立つことができると考えています。


→ お客様の声(ご参考)

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