アフェリエイトの成功と失敗から培ったノウハウ。これを正式な事業として活かしていく方法。それは「ホームページで集客する」ということ。そもそも、会社設立当初から一緒にやっていたメンバーにはホームページ制作のスキルがある。初心に立ち返り1から出直すことにしました。
◆2期生2名の入社に備えた秘策
実はこの頃、無謀にも250万円を投じて大卒新入社員の採用も着々と進行しており、4月には新しく2期生として2人の新入社員の入社が決まっていました。さて、2期生の2人にはどんな仕事を担当させようか?色々思いあぐねたところで思いついた秘策。それがあろうことか「社長の求人」。
中途採用の3人も、1期生2人も、「この人なら出来る」と思って私は採用を決めた。実際、彼らは出来なかったわけではないと思う。ということは、私になにか問題点があるということだ。そういや、私は既に経営者になって10年以上経過している。にも拘わらず、未だに経営とは何か?がわかっていない、マネージメントもちんぷんかんぷん、数字だってめっぽう弱い。「出来る」と思って採用した人の「人材育成」だってままならない。「営業経験者」のはずなのに、営業成績も一向に上がらない。誰も私の言うことなんか聞いてくれない・・・。
そんな中、思いついた名案(迷案?)。もう閃いたら止まらない、止められない。妄想は果てしなく拡がっていくばかり。どこかの大企業のマネージメント経験者で、営業も出来て、高学歴で頭がよくって、誰が見ても「すごい!」と思える人がいてくれたらなー。みんな言うこと聞いてくれて、統率も取れてこの会社の運営もうまくいきそうな気がする。
◆これ以上ないタイミングでのリクルートからの営業電話
そんな果てしなく「他力本願」な妄想に取りつかれている時、リクルートからの電話。既に人材採用に散在しまくった後で、資金も底をつきかけている中、リクルートはないなーとわかっているのに、ついつい妄想を語ってしまった。「前の半額(150万)で出来るというならやる!」とまで宣言してしまった。