弊社ホームページのフルリニューアルに至った経緯は、ホームページリニューアルの狙い でお伝えしています。
弊社ホームページリニューアル、もうひとつの要因
弊社ホームページを大々的にリニューアルしなければならなかったのは
- 会社の方針が変わったから
- 制作後5年が経過し、掲載情報も構造も古くなっていたから
- 時間の経過と共に世間のニーズも様変わりしたから
など、どこの会社にでもありそうないくつかの理由が挙げられます。
でも、最も重要な「フルリニューアル」の要因を、私自身が忘れていたことに、はたと、気が付きました。
何事も第一印象は大事にすべし
その要因とは、私がこの会社の一員になった時に抱いた「弊社ホームページに対する第一印象」を大事にすべきだということ。
- 個人的な意見かもしれない。
- 素人の意見なのかもしれない。
でも、いい印象は持たなかったのです。
- がちゃがちゃしてて見にくい
- 情報が輻輳していて、わかりにくい
- 集客をアピールしているが、根拠が曖昧でインチキ臭い
- ブログ掲載も多い一方で、統一感がなく、反って疑わしい
内輪で盛り上がり、周りがしらける、という第一印象です。だからリニューアルは不可欠だという直感。
もちろん、すぐに口にはしませんでした。
はじめての弊社ホームページリニューアル提案
それから2ヶ月後、弊社の今後の取組みについて話をしていた際、
「ホームページ制作会社なんだからこそ、ホームページをちゃんと見直した方がいいんじゃないか?」
と提案。
もちろん、否定はされないものの、肯定もされなかったのです。
- 肯定されないのは「やりたいけれど、やってる暇がない」という事実でもあり、体のいい言い訳
- 「作った本人にはわかりやすいんだけどなー」とこれも尤もな意見
そこに対して、私も食い下がることはしません。状況は「火を見るより明らか」ですから。
第一印象が薄れ始める
私もこの会社に仲間入りし、そろそろ半年が経過しようというころ・・・。
私の受けた第一印象が薄れ始めます。
人間には「視点(立場)が変われば意見が変わる」という習性があります。
はじめて(リニューアル前の)弊社ホームページを見た時の「違和感」や「問題意識」が薄れ始めます。
零細企業の宿命とも言える
- 貧乏暇なし、
- 自社のことよりもお客様優先、
そんな中、無理してまで、ホームページをリニューアルする必要性もないのではないか?という気持ちがかすかに芽生え始めます。
他人事だと「見える」ものが、我が事となると「突然、見えなく」なってしまう。
それは非常に危険だし、勿体ないことだと思うのです。
最初の新鮮な感覚こそ、世間の声に近い。だから何よりその感覚を大事にすべきだと思うのです。
プロジェクトの成功に不可欠なこと
一方で「時が満ちるのを待つ」のは、とても大事なことだと考えています。
「作り直す必要がある」と、社内で意見がひとつにまとまる時 を待たなくてはいけません。
誰かの「やらされ仕事」になってはいけないからです。
- プロジェクトが大きかろうと小さかろうと、
- 難しかろうと簡単だろうと、
協力体制が整い、みんなの努力の先に、プロジェクトの成功があるのです。
そして、時は満ちたのです。「時間がない」と言ってる本人も
- 体のいい言い訳であることも、
- 作り直す必要があることも、
しっかり自覚していたからこそ
- 反射的にいったん言い訳してみたものの
- 頭の片隅でいつも気にしていたからこそ
時間が解決するのです。
- とうとう、仕事の合間を縫って、弊社ホームページのフルリニューアルを敢行。
- みなが納得し、時間がない中での推進。
- 誰も指示し、指示されることなく、自らそれぞれ自分の役割を全うする。
そして、ようやくホームページ本体が出来上がったのが2月末。当初スケジュールから遅れること4ヶ月。
もちろん、すべてが思い通りにはいきません。
だからこそ、今がある
そして3月より本格稼働。
- まだ、足りないページもたくさんあります。
- 日々、ブログ掲載でホームページを育てています。
- 適宜、ホームページ自体の見直しや、追加も実施しています。
ブログとは言っても日記とは違います。毎日継続的に情報発信するのは、とてもつらいものです。
アンテナを張り巡らし、なんとかネタをかき集め、役立つ情報発信に努める。
金曜日を迎える度、やっと今週が「無事終わった」と安堵して帰路に就くのです。
それが出来るのも、「同じ志」「同じ目標」を持って取り組んでいるからこそ。
私だけが脱落するわけにはいかないのです。
読者も少ない中、そんな意地と根性で、今日もまた、情報を発信するのです。