昨今、SEO対策の最も有効な手立てとして、「ブログ記事を書くこと」だと言われています。
何故、ブログ記事を書くことが重要なのでしょうか?
同じ規模、同じサービスのお店を想像してください
ブログが有効と言われている理由の中には、小難しい話も一部存在します。
ここでは、小難しい話は置いといて、わかりやすい王道の理由だけを説明します。
同じような規模で、同じようなサービスを展開している「A店舗」と「B店舗」があるとします。
一般的なホームページの場合
- トップページで店舗紹介があり
- 商品紹介ページがあり
- アクセスマップがあり
- 店長挨拶やお店のモットーがあり
- スタッフ紹介がある
つまり、同じような規模で、同じようなサービスを展開しているお店の場合、
ホームページの基本情報だけでは、大きな「差」は発生しようがありません。
もちろん、多少の見易さの差や、デザインの差で「好き」「嫌い」は発生します。
ということから、ユーザーがこの二つのページを見た時の感想は
- 「どっちでも大差ないな」と思うか
- 「どっちが好きか」で決めるか
ということになるのではないでしょうか。
「基本情報」だけで自店の特長を伝えるのは、とても難しいものです。
ブログ記事が有効な訳
そこで登場するのが「ブログ記事」。ブログ記事の掲載で、より多くの情報を発信することが出来ます。
- どんなサービスが受けられるのか、イメージを膨らませることが出来る
- 実際に足を運ばなくても、お店の方針や考え方が手に取るようにわかる
- 安心感が生まれる
など、ホームページユーザーに大きなメリットをもたらします。
また、Googleを始めとする検索エンジンも、凄まじい発展を遂げたAI(人口知能)技術を駆使し、
- サイト全体で発信されている情報量に加え、
- お店の掲載記事の関連性をチェックし、
- 他にない独自性あふれる、専門的な情報かどうかをチェックする
など、「ホームページユーザーにより良い情報を提供すること」に余念がありません。
ご参考:SEO対策:検索エンジンへの挑戦
ブログ記事活用の、もうひとつのメリット
ブログ記事のもうひとつの魅力は、自分でホームページを大きく育てることが出来るということ。
ホームページを自分で改廃することは出来なくても、
ブログ記事を追加したり、修正したり、削除したりすることは、誰にでもできます。
- 誰かにお願いしなくてもいいので、いつでも好きな時に執筆できる
- お金がかからない(ただし、時間と手間は必要)
だから、ホームページを開設する以上、「ブログ記事を書かない」と言う選択肢は、絶対にないのです。
ブログ記事の発信内容に関する問題
ここで問題になるのが「発信する記事の内容」です。
「ブログ記事を書いたことがない」という方は、何を発信したらいいのかわからない。
そんな時、どうしても他のホームページのブログ記事を参考にしたくなります。
一時期流行っていたのが、「他のサイトの情報をコピペ(Copy&Paste)してリライト(Rewrite)する」という方法。この方法には、大きな問題をはらんでいます。
この方法を、大々的に行っていたDeNAが運営していたWelqというヘルスケアサイト。
半年ほど前、社会問題に発展し、とうとう閉鎖。
詳しくは、こちらのサイトでわかりやすくまとめられています。
ご参考:【キュレーションサイト問題】を誰にでもわかるようにまとめた
ただ、この問題を完全に避けることは難しいのです。
何故なら、ちょっとした専門知識をブログ記事で掲載するという場合、
自分の知識を整理して掲載したとしても、「既に世の中に存在している情報である事実」が揺らぐことはありません。だから「オリジナルなのか?」「コピペ&リライトなのか?」の正確な判断は難しい。
結局、「コピペ&リライト」自体が問題なのではなく、
既に存在する情報を、単純に発信するだけならば、発信する必要はない、と理解した方がいいと思います。
ネット上に「ゴミ」をばらまいているだけです。
ブログ記事では何を発信するべきなのか?
ブログとは、自分の意見や感想を日記風に記して、それに対する感想などを閲覧者が自由にコメントできる形式のWebサイトのこと。
参考:コトバンク(ブログ)より引用
「自分の意見や感想を記す」とあります。
自分の意見や感想を記している限り、例え同じ意見や感想を持つ人がいたとしても、そこにオリジナル性は保てるものです。
だから、基本となる情報であっても、そこに「自分の意見や感想を交えて発信すること」が大事なんです。
- なるほど、そういう見方があったのか
- なるほど、そういう活用方法があったのか
- なるほど、そういう風に説明すれば、人にわかってもらえるのか など・・・
人が見て、「新しい」と思う何かを発信情報に吹き込めば、有用な情報になると考えています。
とにかくはじめてみましょう
何より「やってみること」。やっているうちに、慣れてきます。
慣れないうちは「ネット上にゴミを増やす」ことになってもいいじゃありませんか。
私も毎日「ネット上のゴミ」を増やし続けているのかもしれません。
でも、絶対に成長があります。
既に私は、毎日のニュースや、毎日のふとした気付きから、記事を生み出せるようになりました。
そして最後に、この記事を読んで、ブログを書いてみたい!と感じた貴方に提案できることがあります。
弊社のブログを呼んでくださる方のためになる情報を発信していると信じ、私たちもどんどん発信していきます♪