ホームページが無いことと、採用が出来ないこと。
これは、あまり関係が無いように思いますか?
ホームページが無いことと、営業がやりにくいこと。
これはどうですか?
正直、どちらも「とても関係がある」と、現場の声はたくさん上がっています。
ホームページが無い、ということはもちろんの事、手作り感たっぷりとか、ブログしかないとか、とにかく「イケてない」のも大変問題なのです。
実際、私たちも採用活動の真っただ中で、せっかく応募してもらったのに、意味も無くご辞退されたり、別の会社で決定したので・・・と言われることが幾ばくかありました。その後も応募はあり、まだ最終決定はしていませんが、面接の予定にはなっています。ぜひうまく行ってほしいものです。
それで、今回、何度か応募があったにもかかわらず、立て続けに辞退されるということが発生し、流石に期待した人に、理由を教えてもらうことなく辞退されると、いや・・・なぜ・・・( ̄◇ ̄;) となってしまうわけです。
ちなみに、今回、募集をかけているのはWEBデザイナー。
辞退が立て続けに発生した暁に、私達が出した答えが、「自社のWEBサイトのデザインがイケてない」。
そういうことです。
自社のWEBサイトのデザインがイケてない理由
イケてないホームページは、実は、我が社の社長があるテンプレートの様なものを使って、ブログを更新する感覚で自作しているのです。
なぜ、WEB制作会社のくせにちゃんとデザインしたホームページを作らないのか?
と思われるかと思いますが、これには意味がありました。
ホームページで何を訴えているか?と言うことは、デザインが悪くても、訴求力がある、ということを実証したかったのです。
そしてこの実証をするべく、前回リニューアルしたのが、昨年の3月。それから、早1年4ヶ月。まだ、ホームページからの問合せ増には至っていませんが、今年は異様に忙しいのです。実際、忙しい理由が、ホームページの内容が肉厚になったからかどうかの検証は出来ていません。しかし、ご紹介をいただいた際には、みなさん、必ず、ホームページ見ましたよ、と仰っていただきます。
「見にくいでしょう~」
と言うと、だいたい「でもあれだけの内容をしっかり書き込んでるのは、凄いですよね。全部が全部、理解できなくても、安心感があります」とか「だいたい理解できないですが、ほったらかしになってませんか?とかが気になったんですよねー」と仰っていただきます。
基本的に、我が社のホームページは、内容がしつこいです。
社長がしつこいからそういう内容になっているのかと思いますが、とにかく、何度も同じことを一生懸命、違う角度で説明したがる。
鬱陶しいやろなー、と思うのですが、我が社のお客様は、ほとんどが、WEBにもインターネットにもパソコンにも素人。だから、できるだけ理解できるようにわかりやすく説明しようと思うと、どうしても長ったらしくなる。
しかし、鬱陶しそうでも、我が社では、お客様への説明はそうした方がいいと考えています。
なぜなら、誰も納得しないことに対して、お金を払いたい人っていないですよね。
しかも素人だとご自身でわかっている人ほど、素人だから逐次、色々教えてくださいね、と仰る。別に知らなくてもいいこともあるけれども、それは、お金を払う側としては、知らなくてもいいことかどうかは自分で判断したい方もたくさんおられます。
自分で判断したくない方、完全に任せっぱなしにしたい方は、このブログも読んでおられません。
だいたいは、「うん、わかった、ほんなら任せるから、ええようにして~」そんな感じです。もちろん、ホームページの制作はそれでは出来上がりませんから、ネホリハホリ、ヒアリングしに行ったり、調査したり、色々なことをしながら、無理やりでも2人3脚で、ええホームページを仕上げるのが私達の使命だと思っています。
ええホームページ・・・の定義はまた、今度述べるとして、話を元に戻しますと、
デザインが悪くても、内容が内容であれば、読む人には読んでいただける。ということが実証されている結果と言えなくもないと考えています。
全ての方が我が社のお客様にならなくても、我が社のやり方、考え方、想いに共感いただける方がお客様になっていただくのが、一番、双方にとって嬉しいことだと思っています。
それでも採用はそういうわけにも行ってないー
ただ、背に腹は変えられなくなってきたのも事実です。
お蔭で(ホームページをちゃんと運用していることが原因かどうかの検証は出来てないにしても)、紹介に次ぐご紹介をいただき、だんだん、制作スタッフにしわ寄せがやってきます。いくら納期を延ばさせていただいても、お客様が待てるのにも限界というモノがあります。
WEBデザイナーって、マシンの様に仕事をできるわけではなく、クリエイティブなお仕事なので、良いお仕事をしていただこうと思うと、やっぱり、よい職場環境、仕事環境が無ければならないと思うのです。
小さい会社ですが、小さいながらも働きやすい環境、楽しんで仕事をできる環境づくりを全社で心掛けていますが、そもそも、ご応募していただかないとそれもあまり理解してもらえません。
そういうことで、ご応募、また面接にこぎつけるのに妨げになっているのが、我が社のサイトのデザインではないか?と思い立ったのです。WEBデザイナーを採用するのに、うちのサイトを見て、ちゃんとしたWEBデザイナーさんが「ここで仕事したい!」ってなかなか思わんのちゃう~??ということで、遂にもうすぐ我が社のホームページをリニューアルをするのです。
採用活動の為にホームページをリニューアルする
ここが味噌です。
募集は、求人媒体に掲載をするわけですが、中途採用の求職者は求人媒体のみを見て、この会社に応募しよう!と思わないのです。もちろん、ささっと見てとりあえず応募しとこってことで応募する方もおられるかもしれませんが、だいたいは、面接に行く前に、再度、募集の記事を見て、そしてその後、会社の公式ホームページを見に行くのです。
・どんな会社?
・どんな社長?
・どんな仕事?
・仕事場の環境は?
・みんな楽しそう?
・どんな上司がいるの?
・待遇は?
気になることは盛りだくさん。
これらがちゃんと正確にわかるようにホームページに掲載されているのが理想です。
いいように魅せすぎても、結局はフラれる。
ちゃんと見せなさすぎると、他所に行ってしまう。
採用活動では相手の事もちゃんと見たいでしょう。
求職者もそれと同じで御社の事をちゃんと見たい。
だから、お互いをつなぐ求人媒体と、自社の公式ホームページにはちゃんとした情報を、しっかりと会社となりが分かる様に見せておく、ということが必要だと思っています。
そういうことで、我が社では、この度、WEBデザイナーが、こんな会社でWEBデザインの仕事をしたい!と思ってもらえるように、ちゃんとデザインしたホームページにリニューアルすることになったのです。
それこそ、我が社のプロのWEBデザイナーに腕をフルっていただいて。
正直、現行のホームページ(2018年7月26日現在)とは全然、違います。
・きれい
・わかりやすい
・まとまっている
・訴求力がある
是非、新しくなった暁には、見比べてください(*^□^)
これで、アクセスを増やす努力を続け、コンバージョン(成約)がどれだけ増えていくのか?そこがポイントですが、採用もこれで上手く行っていきたいものです。
採用ページは今回は作っていませんが、今ある面接が上手く行かなければ、採用ページも作成する予定です。
今回のリニューアルでは採用に支障をきたさなくなるかどうかは、すぐに検証できませんが、次回の採用活動時にモノを言うことを期待したいと思っています。
もうすぐ出来上がります。
みなさんも期待してください。
現行のホームページでストップしてしまっている「アクセス解析を赤裸々に紹介」するブログも引き続き、継続を再開いたします。