ホームページってスマホでもみますよね。
2016年以降では、プライベートで何かを検索する場合は、多くの人がスマホで検索するようになりました。
パソコンの検索よりもスマホでの検索が上回ったというデータも発表されていました。
そこで、大切なのは、スマホでのホームページの見え方です。
あなたのホームページ、スマホで問題なく見れてます?
御社のホームページはスマホで見た時に、みやすいですか?文字が小さくて、いちいち大きくして見ないといけないような状態ですか?
そのままでも、はっきり文字が読めますか?ボタンは誤操作せず、ちゃんと正確に押せますか?
そうなんです。
従来のパソコン用のWEBサイト(ホームページ)を、スマホで閲覧することは、可能です。
しかし、スマホに対応していないサイトであれば、文字が小さ過ぎてそのままでは何を書いてあるのかわからない。
スマホが流行るまでは、当然、ホームページはパソコンで見るものでした。
ガラケーでも見てはいましたが、ガラケーのスペック(性能)だと、どうしても、パソコンで見るような重たい画像ファイルや、動きの重いものは容易に開くことができず、すっごく時間がかかったので、パソコンで見ているものを、ガラケーのスペックにあわせて、ダウングレードする必要がありました。
それは流石に面倒な上に、表示できる内容が少ないことで、そこまで普及はしませんでした。
しかし、スマホは違いましたね。
あっと言う間に、ホームページどころか、動画もガシガシ閲覧することが可能になりました。
この業界の恐るべきスピード感ですね。
と言うことで、スマホでパソコンで見ているホームページと同じものを表示するのに、そんなに時間がかからずスムーズに見れるようになっていったのです。
しかしながら、パソコンで見ているものと同じものを表示するには、なんせ、スマホの画面が小さすぎる。
パソコンのモニターと、スマホの画面。
だいぶ違う上に、たいてい、パソコンモニターは、横長。スマホは横長でも見れるかもしれませんが、表示範囲が狭くなるので、基本、縦型で利用します。
となるとやはり、画面が小さ過ぎます。
そこで、パソコンで表示している内容を、全て、縦長のスマホ画面サイズに合わせて、切り替える必要があるのです。
5〜6年ほど前までは、パソコン用の表示画面と、スマホ用の表示画面を二つ作る必要があったのです。
いわゆる、「パソコン用サイト」と、「スマートフォン専用サイト」というやつです。
要するにそれにはコストも単純に倍かかる、というお話しです。
コストが倍ということと、そこまでスマートフォン用サイトが必要?ということ、また、スマートフォン専用サイトを別で作っているものですから、情報量がパソコンと同等ではなく不足していたり、見え方が違うせいでわかりにくい、というこで、これはあまり流行りませんでした。
しかし、2015年に、Googleがモバイルファーストインデックス、というのを実装します、と発表しました。
簡単に言いますと、Googleが発信した、「モバイルファーストインデックス」というのは、従来、「検索エンジン」は、検索結果の順位を決定するために、パソコン用サイトのコンテンツ(サイト内の掲載内容・情報)を評価基準としていたのですが、それを、パソコン用サイトではなく、モバイル用サイト、要するにスマートフォン対応サイトを先に評価基準とする、ということです。
その時に、一般ユーザーを顧客に持つ、わゆる、BtoCの業態の方々が、一瞬、ざわつきました。
要は、自分のサイトを今すぐ「モバイル対応=スマートフォン対応」あるいは、スマートフォン専用サイトを作る必要があるのか?と、弊社にも問い合わせが極端に増えました。
しかしながら、これは割とすぐ(~半年くらい)に収まり、その後、世の中的に、いわゆる、HTML5とCSS3、というソースでホームページの作成を行うようになっていきました。
HTML5とCSS3、これがいわゆるレスポンシブ(パソコンとスマホ、タブレットなどに対応する作りのこと)デザインと言われるスマホにもパソコンにもタブレットにも対応することを可能にする言語となります。
※レスポンシブとは、閲覧する端末の形態によって「呼応する見え方を変化させる」というような意味合いで、レスポンシブと、そう呼ばれていると考えて良いかと思います。
それまでパソコン用のサイトだけだったところから、急速にレスポンシブ仕様のホームページに切り替わっていきました。
そのスピードは凄まじいもので、2016年〜2017年の間に、多くのレスポンシブサイトが誕生したと思われます。
私たちもそれ以降は、完全にレスポンシブデザイン仕様のサイトしか手掛けていません。
しかし、BtoBの業態の場合、実際にレスポンシブサイト、要するにスマホに対応するサイトが本当に必要なのでしょうか?
実際に、世の中では、どれくらいレスポンシブサイトや、スマートフォン専用サイトが運用されているのか調査結果が発表されています。
その結果によると、レスポンシブサイトの運用率は、なんと、国内でも74%。
スマートフォン専用サイトは、12%、のこり14%は、スマートフォン非対応。
引用:出典 Atlas21
そんな結果の様ですね。
また、もっと詳細な各種端末の利用率や、インターネット利用の目的など、消費者の詳細な動向のデータも総務省が発表しています。
平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書概要
これらの事実を受けて、自社のサイトをどう考えるか。
もちろん、既にレスポンシブにされている方は問題ないでしょう。
スマートフォン専用サイトや、スマートフォン非対応(要するにパソコン用サイトのみ)の運用をされている企業は一度、検討してもいいかもしれませんね。
その検討する材料として非常に大切なのが、アクセス解析データ。
このデータを取って、自社がどう対応すべきか検討してください。
そうすることで見当違いなコストを発生させることも防げますし、この事実をぼーっと聞き流し、残念な「機会損失」を回避し、ビジネスチャンスをつかむ必要があろうかと思います。
レスポンシブサイトを制作し、サイトのアクセス解析データを分析し、そのサイトを活用して集客をする。
ご相談はバーブワイヤーに。