自社製品を何もアピールできてなかったホームページをリニューアルすると…
なんと！問合せ数が11倍に！
想像してみてください。
現状、問合せが1件でもあるなら、それが、月間11件に。
10件あるなら、110件に。
弊社のお客様で実際に起こっていることですが、従来、この現実をたたき出したお客様の会社はトップ営業でセールスを行っていた企業です。
ですから商品の生産体制もあり、問合せが一気に11倍になっても製造や対応が滞ることはありません。それでも、急に案件が増えたことで、やはり社内は大忙しで、人を採用しなければ追いつかないことも多々あるようです。
元々弊社がこの企業のホームページのリニューアルを手掛ける前のホームページには製品や社内の生産体制、また、対応範囲など、製品・サービスについてのことが何も書かれていないホームページでした。
ホームページの内容は、会社の住所や、問合せ先、事業内容といった簡単な会社の紹介ページのみで、過去40年にわたって企画・開発・製造・納品してきたいくつもの製品やシステムについて、何も書いていなかったのです。
ホームページをリニューアルすることが決定した時に、まず行ったのは、製品・サービスに関するヒアリングです。
●製品のことを知らずにホームページに何を掲載するのか？
●そして、会社の歴史、社長の事、その会社が製品を企画・開発・製造・納品・サポートするにあたって、どんな体制でやっているのか？
●どんなサービスを顧客に提供しているのか？してきたのか？
など、既存も新規も含めて顧客が知りたいであろうと思われることについて根掘り葉掘りお聞きして、新規顧客を獲得することを主目的として、出来る限りわかりやすく、顧客が知りたいと思っているであろうことをホームページできちんと紹介するためにヒアリングを行いました。
このヒアリング作業には相応の労力を必要とします。もちろん私たちの時間も、お相手の企業さんの担当者の時間も必要です。もともとホームページがあり、そこにそれなりの情報が記載されていればその時間は短縮することもできるのでしょうけれども、この時もそうでしたが、たいていの場合、多くの情報が記載されていません。
同業他社と同じような「ふわっ」とした内容しか書かれておらず、会社の独自性や優位性を描けていないことがほとんどなので、やはり、最初のヒアリングの時間～ホームページの原稿ができあがるまで、かなりの時間を要します。
それでも、会社の情報として、製品・サービスの詳細内容、また、生産体制など会社の体制、顧客に関係する各部署の紹介や、会社独自の企画提案の事例など、顧客が知りたいと考えられる内容を調査し、ヒアリングし、整理してホームページの原稿を興して、新しいホームページを立ち上げると、たったそれだけでも、アクセス数はリニューアル前の5倍に増えたのです。
しかも、生産している製品の種類が多く、すべての製品を掲載してからのホームページの公開となるとリニューアル完了までに時間がかかりすぎるので、当初は一旦、ざっくりと代表的な製品だけを掲載した状態で公開したにも関わらず、5倍という実績を出しました。
以下に多くの方がこの会社のある仕組み、ある製品を探していたかということの証だと考えられます。そうです。今までのホームページには顧客が必要とする重要なことが書かれていなかったことで、随分、顧客を待たせたなという印象でした。
冒頭の「問合せが11倍に」というのは、その後、弊社の「任せてガッチリ」プランをお申込みいただき、更に詳しい製品情報の掲載などを進めていく中で、達成した数字です。
元々ゼロに近い状態だったので、リニューアル公開直後のアクセス5倍でも、問合せはすぐに月間３件～４件となりました。
1案件が大きな案件で単価もそれ相応の単価となるので、契約締結までには多少時間がかかりますが、それでも問合せが月間３～４件となると金額的には大きな金額です。
それまでは、トップセールスのみでしたので、会社にとっては大きな進展ですね。
現在も、「任せてガッチリ」プランの契約を継続いただいており、これからますます、市場のシェアを増やしていく方向で進めています。
ホームページに必要な事項をきちんと整理して書く、というのはどんなに強い武器になるかお判りいただけたでしょうか？