経営コラム⑳ とうとうパンドラの箱を開けてしまう

◆とうとう、システム開発に手を染める

2013年の暮れ。あるお客様から不動産向け住居物件情報の「WEBへの連携機能」を作って欲しいと依頼を受けます。以前から、ホームページ制作事業を営む中で「システム構築技術」が必要だと考えていました。システム開発力があれば、表現力にとどまらず、様々なお客様のご要望に応えることが出来るようになりから。一方で、各段に費用が高くなることと、その後の運用が煩雑になるというデメリットは否めない事実。それでも、ホームページ制作だけでは「生き残りは厳しい」と感じていたのです。

◆絶好のタイミングのシステム開発依頼だったのに

ホームページ制作スタッフよりもプログラマー、プログラマーよりもSEの人件費は高く、信用できる人でないといけない。理由は私のわからない世界であり、私に正しい判断が出来ないためです。いたる所で、あらゆる人に「システムエンジニア知りませんか?」「協業出来るシステム会社の社長を知りませんか?」と声をかけ、知合いの女性社長から「友達のご主人」を紹介してもらうことになります。一見よさげな年上の男性。フリーランス契約でご協力頂くことに。小さい仕事からスタートし、些末な問題はありつつも、最終的にはきちんと納品して頂くということで安心していた矢先のシステム構築依頼。

早速彼に相談すると「出来ますよ」との二つ返事。今回はそれなりの規模のシステム開発となり、一人というわけにはいかない。ひう一人手伝ってくれる人の準備をお願いしますといわれ、二人体制で対応することになりました。

◆信用してた人に裏切られ、四面楚歌

システム開発が始まり、問題が頻発。システム要件について事前打ち合わせしていたはずなのに、肝心の要件に対応出来ていない。そうこうするうちに、他の仕事が忙しくなり、時間がないと言って、次第に連絡がつかなくなります。仕方がないので、助っ人としてもう一人、SEのフリーランスと契約。

「1週間休む」と言っていたメインの彼とは、1週間経ち2週間経ち、1ヶ月が過ぎても連絡がつかずとうとう音信不通に。はじめての「納品出来ない事態」が現実味を帯び始めます。出来ると思っていた助っ人のSEも徐々に逃げ腰となり、受注したシステムの「目玉」となる機能が搭載できないまま、時間だけが無為に過ぎてゆきます。

◆会社設立以来の危機脱出に向けて

「納品出来ない」だけでなく、このシステム開発を請け負った瞬間から、複数の顧客である不動産会社にも売込みをかけ、あと2社からの受注も完了。もうピンチもピンチ。会社設立以来最大の危機に直面!!「困ったら即求人」が私の常套手段。依然問題が解決しないまま、悶々と過ごしていると、ある一通の面接希望者からメールが届きます。

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