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2006年06月 人材育成は永遠の課題

借金返済も終わり、ほっと一息ついた頃。細々と続けていた「自分の会社の経営」と「部下育成」が無性に気になり始めます。ショップでも、会社でも人材育成は「要」。人材育成が出来なければ、会社は成長しない。衰退するばかり。

◆やっぱり課題はコミュニケーション能力

ダイビングショップで言うと、スタッフ育成さえうまくいけば、理論的には倍々ゲームで「売上」が拡大するはず。今考えてみても、私の目論見は間違っていないと思う。だけど、私のショップスタッフの育成は、何度繰り返しても定着しなかった。インストラクターのスキル(テクニカルスキル)ではなく、営業スキルが定着しない。習得できない。

売上ノルマをこなすために、私が面倒を見られる限界は3人。一人目に手取り足取り教えて売上を上げさせ、出来るようになったら、二人目に、同じく手取り足取り教え込む。そして3人目。3人目が終わって一人目を振り返ると、頭を抱えて座り込んでいる。何度繰返しても独り立ちしてくれない。何が悪いのだろう?どうしたら自分で考え、実践できるようになるのだろう?これが長年抱え続けた私の課題。この課題を解決すべく「自分の会社」でまずは人材採用から取組むことに決めます。

◆新卒採用に手を出す

善は急げと、今は倒産してしまった「ワイキューブ」という新卒採用コンサルティングを生業としていた会社の営業セミナーに3万円を支払い、参加。「はじめから出来るやつを採用しないと、いくら育てても時間の無駄だ。優秀な人材を採用せよ」という突き抜けた内容だったと記憶します。私の抱いた最初の感想は「今のスタッフは切り捨てろってこと?」。

一方で、この会社に頼んだら「雇うべき出来るやつ」を採用出来るってこと?という期待や興味が捨てきれず、無謀にも500万円もの大金を注ぎこみ、新卒採用を決心。契約締結する前にひとつ確認しておかなきゃいけないことがある。「零細企業に大卒の新卒が応募するなんてありえない」という疑問。でも、ワイキューブは「大丈夫」だという。

◆零細企業の大卒の新卒求人のその結果

なんと、二人の求人枠に300人もの応募。全員大卒か短大卒。かなり著名な大学の人もいます。大卒の新卒は零細企業の求人に応募なんてしないというのは、ただの思い込みだったようです。無事に2名の採用を決めました。

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