ホームページ集客:まずは、自分自身を正しく認識することから始まる

15年前、木村正雄さんが塾長を務められる「有名塾」の1期生として、3ヶ月ほど、
社会人のための塾に通っていたことを、ふと、思い出しました。

「有名塾」入塾のきっかけ

木村政雄さんは、

されたそうです。事務所設立後は、

を務められていたそうです。

 

木村塾長曰く、有名塾の「有名」の反対語は「無名」ではなく「匿名」。
「自分の名前」で仕事をしましょう、という主旨の塾とのことでした。

この塾を知る事になったのは、

行ってみる気ない?と知合いに誘われたのがきっかけ。当時、30代半ばで、

なんて「もやもや」を抱えていたので、その「もやもや解消ができれば」と入塾を決意。
よくある甘えた「自分探し」というやつかもしれません。

「有名塾」で得たもの

有名塾では、普段なかなか拝聴に預かれない「貴重な講演」が数々開催されました。
1期生だからこその優遇でしょうか。

「シンクロ界の母」と称される井村雅代コーチを始め、蒼々たる著名人の講演に触れ、何度も鳥肌が立つほどの感動をしたのを覚えています。

有名塾の流れはざっとこんな感じで、人間力育成塾の王道、というところでしょうか。

当時、パナソニックと言う巨大企業に勤めていた私は、大きな意味で

人達と、共に過ごしていたわけです。
私に限らず、誰でも仕事や友人や家庭だけで過ごしていたならば、私と同じ状況に陥ります。その事実に気付いているかどうはは別にして。
そんな閉ざされた世界にどっぷりはまっていると、雑種多様な人の輪に入ることで、

などの効果が期待できそうなものですが、

楽しく過ごしてしまったような気がします。これはこれでいいのでしょう。

そして、私が得たもの。

結局、「何かをやり遂げる使命」を与えられた人と、私は違う。
私に与えられたのは凡人の人生なのだ、と諦めた瞬間。
ある意味、悲しい形で「もやもや」は解消された、と言えるでしょうか。そして、15年が経過。

15年前にもらった手紙

先日、溜まっていた写真、手紙の整理をしていたところ、懐かしいものを発見。
「有名塾」で10名ほどのチームを編成し、与えられたテーマを共に考え、共にまとめ、共に戦った(※)メンバーからの手紙。
※ 10チーム対抗形式で、あるテーマを題材にしたプレゼンによるコンテストあり

そこに記されていた「客観的に見る私への評価」。それは「Producer:演出家」。
「みんなで話し合い、なんとなく決まった内容を、どうなることかと心配していました。仕事の合間を縫って、数日間で整理し、まとめ上げてくれた、その能力を称えます」とコメントが添えられていました。

今でこそ私にはProducer的素養が(レベルはともかく)備わっていると、多少なりとも自覚があります。
ところが、その当時の私は、

くらいに考えていました。なんともひねくれています。
私に「何も与えてくれなかった神様」を恨んでいたのかもしれません。

今も「有名人」への憧れは、燻り続けていますから・・・。生まれつきなんでしょうね。

あれから15年が経過して、今、思うこと

その後、私の「価値観」や「考え方」が大きく変わりました。

経験や年齢に伴う、変化ももちろんあるでしょう。
でも、一番大きな転機は会社を辞めた事。

そんな短絡的なことではなく「会社を辞めなければ、絶対に見えなかったものがある」ということなんです。

そもそも、Producerという評価に、

これって、とても残念なことだったなと、今では思うんです。
なぜなら、ビジネスにおいての「Produce」には

これを自覚していなければ、ただ埋没する けれど、
自覚しているだけで、

何事も「自分を正しく知ることから始まる」と言いますが、一般的に「自分の悪いところを正しく認識する」意味で使われていることが多いと思います。

本来は、

オリンピック選手になるとか、プロ野球選手になるなどの「際立った才能」だけでなく、自分が当たり前に出来ることも含めて。

でも、「捨てる」のは容易ではないんです。だって、長~い歴史があるから。

それが出来るタイミングこそ、自分の「立ち位置が変わった時」だと思うんです。

ホームページだって同じこと。

ホームページを見ると「そこそこきれいだな」と思うホームページでも、大きく2つに大別できると思います。

どっちがいいかは、言わずもがな。

具体的でわかりやすい訴求が出きない理由は、

つまり、何も知らないということ。だから、

これは大問題ですよ。大いなる損失です。
何よりも大事なことは、自分の(会社)を正しく理解すること。

それが私達の仕事ですもの。

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