ホームページって一体何を掲載すれば、ユーザーに喜んでもらえるのでしょうか?
世の中、本当に便利になりました。
少し前まで「ググる」なんて言葉は存在しなかったんです。
今、何かわからないことがあるとすぐ、誰かが「ググって」と口にします。
ホームページは「ググられてなんぼのもん」です。
ひと昔前の調べもの
随分前一家に一冊、分厚い電話帳は必需品でした。
何かを調べたい時、電話帳がなければ話にならなかったんです。
家の主役だった「電話帳」には、様々な広告が掲載され、それもまた大きな情報源となっていました。
そして、「104」の電話番号案内サービス。
私も外出先では、このサービスをよく利用したものです。
そういえば、15年近く利用していないような気がします。今まで、そんなサービスの存在さえ忘れていました。
気になったので、調べてみました。まだ、正式に存在しているようです。
ご参考:電話番号案内サービス
「電話帳」も「電話番号案内サービス」もいらなくなった理由
冒頭の「ググる」ことで、即座に知りたいことを調べられるようになったから、に他なりません。
昨今、スマートフォンで「ググる」人が、パソコンで「ググる」人の数を追い抜いたそうです。
ご参考:モバイルファーストインデックスの脅威:スマホサイトが優位になる?!
まさに、いつでも、どこでも、誰でも、即座に「ググれる」ようになりました。
そして、重たくて邪魔な「電話帳」や、お金のかかる「電話番号案内サービス」は忘れ去られてしまうのです。
たった15年で。
普段どんなこと、調べてますか?
何かの「意味」を調べる
・英語の意味、「難しい言葉」や「新しい言葉」の意味、薬の効能、虫や花の名前など
何かの「方法」を調べる
・行ってみたいお店への行き方、手に入れたい商品の購入方法、成功する方法など
何かの「原因」を調べる
・気になる身体の症状、パソコンソフトがうまく使えないなど
何かの「解決策」を調べる
・対象となる疾病治療の名医、トラブルに巻き込まれた際の対処法、人には相談出来ない悩みなど
何かの「現状」を調べる
・現在のスマートフォンの普及率、ホームページ制作費用の相場など
大体こんな感じで網羅出来ているのではないでしょうか?
そして、なるべく「簡潔にわかりやすく」説明して欲しいと思っています。
さて、ホームページには何を掲載しましょうか?
結論:ユーザーが知りたがっていることを、簡潔に掲載すればよいわけです。
でも、ユーザーが何を知りたがっているのか、それがわからないから困るんです。
でも、いくつかはっきりしていることがあります。
- ユーザーにとって何の得にもならない「宣伝」は喜ばれない。
- 誰でも知ってる「当たり前の情報」も喜ばれない。
- (例え価値ある情報だとしても)専門用語、漢字の羅列は嫌われる。
まずは、自分が嫌だと思うこと(これも大きな個人差があります)は、意識的にやめましょう。
そして、自己満足にならないために、他人に見てもらって、指摘を素直に聞きましょう。
難しく考えず、まずはこんなことから始めたらいいと思います。
とにかく、ユーザーニーズと一致するまで、諦めることなく、書き続けましょう。
もちろん、「ホームページを作る目的」を達成するための情報掲載、ということだけはお忘れなく♪