先週のアクセスも低迷したままです。
「上り調子」という「淡い期待」は「淡い期待」であったことが、はっきり証明されました。
昨日、不用品整理をしてたら、仕事の技術、人生の知恵が綴られた「しごとの学校」という雑誌を発掘。
弁護士先生やら、大学の先生やら、会社社長やら、様々な著名人の知恵が掲載されています。
もう15年も前の本だけど、先生方の知恵はちっとも古ぼけてなんかいません。
15年前の私には響かなかったことが、ずしーんと重く、私の心に響きました。
「様々な立場」を経験することで、モノの見方にバリエーションが出来たような気がします。
その中でも特に気になったのが、元ソフト・オン・デマンド社長の高橋がなり氏の記事。
ソフト・オン・デマンドという会社はアダルトビデオ制作会社。
AV業界と言えば、如何にもインチキ臭い業界。
その中で、手を抜かず、誠意を尽くすことで、信頼を勝ち得て業界トップに躍り出たんだそうです。
その高橋がなり氏が「自分は負け犬である」ことを自覚することが大事だ、と言っています。
- 大企業で勤めていたって、99.9%の人が「負け犬」。「負け犬」とは「凡人」のこと。
- 「凡人」が「凡人」の認識がないから、この日本の不況が生まれたのだと。
「凡人」が力を尽くして一生懸命頑張ることなく、人に喜んでもらうなど、出来るわけがないということ。
自分に置き換えれば、たった2週間ほど
ほんのちょっとホームページのアクセスが好調だったからと、「これは良い兆しだ」と調子に乗ってた自分を恥じ入りました。
そうなんです。
- ただの「凡人」がたった半年くらい、
- ちょっとだけ頑張ったくらいで、
うまく行くわけなどない。
自慢ではないし、自慢にもなりませんが、私はもともと 凡人の自覚レベル だけは比較的高い。
高橋がなり氏によれば
- 凡人に余力などない、常に100%で取り組め。
- 自分を正当化して「出来ない」と言うな。
- 自分の思う「自分の限界」を超える経験をしろ。
言い返す言葉もございません。
10月2日~10月8日のアクセス状況サマリ
感想と考察
今回の反省は、努力が圧倒的に足りない ということ。
15年前の雑誌を、たまたまこの時期に見つけることこそ、「努力不足」を自覚しろという警告。
せっかくなので、この高橋がなり氏を調べてみたら、こんなページを発見。
ご参考:高橋がなり(マネーの虎→農業)元AV会社社長の現在
このページの「高橋がなりのマネーの虎名言集」にある言葉。
- 総合的な「能力」と「精神力」は、そうたやすく成長しない。でも、耐えていれば個人差はあっても必ず成長するんだ。
→「耐えていれば」とは、様々なことをひとつひとつ乗り越えることで、人は成長するということ。
そのために、
- うだうだ言ってないで挑戦しようよ。そして 失敗しよう よ。ということなんでしょう。
「失敗は成功の元」とは言うけれど、
- 「失敗」から何かを学ぶことで「成長」する。
- 「挑戦」がなければ「失敗」もなく、「失敗」がなければ「学ぶ機会」もない。
- 「失敗」を恐れていては、何も始まらない。
- でも、同じ「失敗」を繰り返すのは「反省」がない証拠。
- 「反省」のない所に「成長」はない。
やはり、カリスマ経営者ともなる人は、ぶれないものだな、と感心すると同時に、
自分の「凡人さ」を突き付けられた次第です。