ホームページに掲載されている「コンテンツ」に独自性があれば、少なくとも他社と比較された際に、有利(顧客があなたを選ぶ可能性が高い)です。
更にその独自性が顧客にとってメリットのあるものだと素早く分かれば、ビジネスとしてはより有利です。
ホームページを持っている企業は、今やたくさんあります。
また、ホームページを持たない企業は、インターネットが普及した日本や先進国では、会社としての価値や信頼性を疑われる風潮となっています。
ホームページが無いだけで信頼がないの?
本来は、ホームページを持っていない企業=ダメな企業とは考えにくいのですが、言い方、見方を変えれば、その会社の持つサービスや商品の情報を必要としている人に届けるつもりがない、ということになり、それは、もはや企業としての責任を放棄していると言っても過言ではないと言えるのではないか、という声も多く存在します。
確かに、その企業のサービスや優位性を持った商品を探しているユーザーがいるとしたら、現代社会において、何らかの形ででもWEB上で紹介しておかなければ、あまりに不親切な事であり、企業の責任放棄と言われても仕方がないかもしれません。
それで、ホームページに何が書いてあればいいのか。
さて、本題に戻しますが、ここで言う「コンテンツ」とはホームページに書かれている内容のことで、画像を含むテキスト=原稿のことを言います。
要するにホームページに何が書かれているのか?ということです。
SEO対策、という言葉をお聞きになられた方も多いかと思いますが、この対策、実は最近では、順位の検索結果に一番影響を持つのは、この「コンテンツ」の質と量であるとGoogleが公言しています。
そして、ここでは、この「コンテンツ」の質を高めるためにはどうすればいいのか?というお話をしたいともいます。
「コンテンツ」の質を高めるには、以下のようなことが必要です。
1.新規性(今までにない新しい切り口や、斬新な考え方など)
2.信憑性(事実に基づく情報であることの説明)
3.読み手(ユーザ)に対するメリット(ユーザにもたらす価値)
4.記事自体の独自性(他社との差別化につながるような情報)
など
しかし、実際のところ、弊社でもお客様が原稿を自力で書きます、とおっしゃってくださるのを真に受けて、ご提出いただいた場合、ほとんどの場合が、
「自分が言いたいこと」
だけの発信になることが多いのが現状です。
何がダメかと言いますと、独自性のかけらもなく、なぜ、ユーザーがそんな面白くないものを読むと思っているのか?
と、言いたいわけです。
私としてはもちろん「言いたいこと」の意味、も、言いたい理由、も、痛いほどわかるのですが、残念ながら、あなたの言いたいことだけを書いてもお客様は聞く気になってくれません。
なぜなら、お客様にとってメリットがあるのかどうかも分からない情報だからです。
そりゃ、ユーザーが読みたくなる内容を書かないとダメでしょう。
あなたは、別に「聞きたくもない」「知りたくもない」ことにわざわざ、手を止め、耳を傾け、話しを聞きますか?あるいは、WEB上の何かを閲覧しますか?
コンテンツの質を高め、ユーザーにちゃんと読んでもらうためには、ユーザーが読んでくれる理由(=メリット)をまずページの冒頭に書く必要があるわけです。
あなたの商品やサービスが、ユーザにとってメリットが無いのものなのであれば、まずは、メリットを考えてから、あるいは、商品やサービスを見直してから、コンテンツを作るべきでしょう。
それが、ユーザが文章を読む理由の一つになります。
画像での訴求も重要
また、それ以外には「アイキャッチ画像」と言われる、ビジュアルで訴えかける画像が必要です。もちろん、そのビジュアルの下に続く内容と関連性のある画像で、なおかつ、ユーザの興味を引く画像である必要があります。
この画像と、ページ内の文章(ページ内に画像を適宜配置するのも有効)を「コンテンツ」と言い、この内容が良質であることで、検索結果の順位が上がる仕組みになっているのです。
そして、1ページ、1商品、1サービスについて、1ページだけで良質の内容を記載したとしても、その紹介している内容のものが、他社も同じものを販売していたりするようであれば、1ページだけ良質のコンテンツを掲載しても、すぐにトップに抜きんでる、ということはなかなか難しいのです。
しかし、1ページだけでも渾身のページだった場合は、上位に踊り出る可能性も無くはありません。
ただ、それは簡単なことではありませんので、最初からそこを狙っていくのは無駄な努力と言ってもいいかと思っています。
検索順位には「情報量」も関係します。
そこで必要なのが「量」ということになります。
とは言え、読み手に対して同じ内容の記事ばかり書いていてもあまり意味がありません。
もちろん、同じ内容でも、違う角度から書くと、別のユーザに対して理解が深まったりする可能性も大いにありますので、内容が同じでも切り口が違ったり、説明の方法や例えが違うのであれば、同じ内容のことが、別な切り口で、このページ(URLを記載)に記載しています、リンクと注釈を付けた上で、さまざまなパターンで説明した内容を掲載する、というのは十分「良質な情報」だと考えられます。
更に、情報の量が多くなりすぎる場合に、よりしっかりと企画設計しなければならないのがWEBのデザインであり、構成、レイアウトなのです。
ホームページのデザインは見た目だけ良くてもダメ
ホームページを制作する際に、一番、みなさんが気にするのは「単に見た目としてのデザイン」です。
しかし、デザインは、情報の内容や量、また、ターゲット(ユーザ)、そしてホームページに持たせるべき目的、などを見極めてから決定する必要があります。
ホームページを制作する際に「よくある失敗」として挙げられるのが、内容やターゲット、そして目的を考慮せずに、発注者の主観(例えば社長の好み ← これ、めっちゃ多い!!!)で決めようと考える企業さんはまだまだ多いのです。
今、ホームページを新規に制作、また、リニューアルしようと考えている社長さんや、広報担当、WEB担当者さんは、ぜひ、今一度、コンテンツの重要性について社内で話し合われる機会を持てるとよいかと思います。
ホームページをなんとか事業に活かせるためにと考えて、大阪市内、吹田市内でホームページの制作会社をお探しなら、ぜひ、一度、当社にお問合せくださいますと幸いです。