SEOが嫌いだった私が好きになった理由

ほんの少し前まで、SEOという言葉に「強烈な嫌悪感」を抱いていました。

SEOという言葉を口にする、我々のような業者(身内も含めて)はもちろんのこと、
SEOという言葉を口にするお客様にすら、嫌悪感を抱いていました。

SEOに嫌悪感を抱いていた理由

SEO(Search Engine Optimization)は「検索エンジン最適化」を意味する言葉であり、
本来、忌み嫌われるような言葉ではありません。

しかしながら、なかな解けない「SEO」に対する誤解
でも触れていますが、何か「技術的な施し」と捉えている人が、まだまだ後を絶ちません。

今、日本に限定しても 1億サイト が存在する中、何故、そんな「技術的な施し」が有効だと考えるのか、
その「短絡的な考え方」が、まったく理解できません。

しかし、業者は「SEO対策が出来ます」と大々的に謳い、
お客様も「SEO対策はできますか?」と的外れな質問を口にする。
SEOって、そんなもんじゃないはずなのに、なぜ、こんなにも「SEO」が独り歩きしているんだろう?

この想いから、SEOに対する嫌悪感を払拭できなかったのです。

私のイメージしていたSEOとは

私の考えるSEOとは、もっと人間的なものです。
最も優れた検索エンジンと言われるGoogleは「価値ある情報」を「必要としている人」に届けることを目指していると宣言しています。このように宣言している以上、人間的なものでない訳がない。

つまり、対応が難しいか難しくないかはともかく、「技術的な施し」=「機械的な対策」だけである筈がない。

日本に限っても1億にも上るサイトの優劣を、判断しているのです。
その優劣をつけるためには、多くの「単純に白黒つけられない条件」があって然りです。
だから、機械的に施すだけでなく、人間の手によって、手間暇かけて対応されるべき対策に違いない。

その「手間暇かけて対応されるべき対策」こそ、丹精込めて作成した「ブログ記事」の継続投稿なんです。

「SEO」が嫌いだったもうひとつの理由

そのブログ記事の投稿にも、私の忌み嫌うルールが必要だと言うのです。

確かに、上記の対応が有効だった時代があるようです。
それなりに、共起語や関連語を使うことは、今でも有効なんだろうとは思います。

しかしながら、

などは、ブログ記事作成において、大きな弊害となります。

私個人としては、あくまでも読者となる人にとって

このふたつだけに集中して、記事を作成したいのです。無理に「キーワード」を多用したり、無理に共起語を取り込むことは、ともすれば読みやすさを阻害する原因になり兼ねません。

ブログ記事掲載の前に取り組んだこと

ブログ記事を掲載しようと考え、ネット上で発信されている情報を検索しました。

例えば、Googleの検索エンジンのアルゴリズム
ご参考:検索アルゴリズム完全リスト200:Google検索順位要因

確かに、より厳密に、より具体的に対応するのであれば、全てを「倣う」に越したことはないでしょう。
でも、全てを満たそうと躍起になったら、どんな結果が待っているというのでしょうか?

私の出した結論は、最初から100点を目指しちゃいけない、ということ。
スタートする前に、気持ちが萎えます。スタートできなくなるからです。

だから、私は自分の思うままにブログ記事の掲載を開始することにしました。

私の思うままブログ記事掲載を実施してみて

弊社ホームページのリニューアルオープンから約2ヶ月。
毎日コツコツとブログ記事の掲載を続けていても、何の手応えもありませんでした。
やっぱり、私の思うままにブログ記事を掲載していても、意味などないのだろうか?と不安にもなりました。

2ヶ月間で掲載したブログ記事は合計60件を超えます。
さすがに、ブログ掲載ネタも底をつき始め、少々諦めに似た感情も芽生え始めます。
そんなゴールデンウイーク明け、明らかに変化が現れ始めたのです。

その変化は 途中経過報告:ブログ記事をこつこつ書き続けた効果 でご確認頂けます。

「検索エンジン」は私の思っていた通り、反応したのです。
ユーザーにとって価値ある情報を掲載し続ければ、検索エンジンは評価してくれる筈
という私の考えは、間違っていなかったんです。

SEOは、やる気さえあれば、人の手でコツコツと手間暇かけて出来ることであり、本来、WEBサイトを運用する側にとっては、ユーザーに対して対応するべきことの一つなわけです。

これからの試練

ただ、ここからが本当の試練の始まりです。順位を上げていくのは難しいことでしょう。
これからは、少しずつ「ブログ記事掲載」のための情報を、適用していく必要があるのかもしれません。
しかし、「厳密な対策を施さなければいけなくなった」ということは、ポジティブに捉えれば
ライバルとの上位競争に参加できる」ところまでたどり着いた、ということ。

はじめから難しく考えることはないのです。
ユーザーにとって価値ある情報を、独自視点でこつこつと掲載していれば、検索エンジンはきっと評価してくれる。
それが分かった今、人間味あふれる「検索エンジン」が、そして「SEO」が大好きになったのです。
私はとっても単純なんです。

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